毒舌38% ページ41
次の日も、私は普通にマネージャーとしての仕事をこなしながら合宿をしていた。私が外でスポドリを作っていると後ろから数人の足音が聞こえ、私は後ろを向いた
日向「月詠ーー!!」
「あ、日向じゃん」
日向「なあなあ!月詠が木兎さんの従兄弟って本当か!?」
「え、うん、そうだけど」
私がそう言うと日向と隣に居る影山の顔が輝いて、キラキラした瞳で私を見つめてきた。すると日向は私の肩を掴んで
日向「じゃあ!月詠もバレー出来るのか?!」
「それは無理、練習の手伝いはしたことあるけど」
影山「…できないのか」
「やめてその顔私が悪いみたいじゃん」
見捨てられた小動物みたいなしょぼんとした顔で日向と影山が見つめてきた、何故か分からないが罪悪感を感じてしまった。いや、私は悪くないんだけどね?!
そんなやりとりをしていると、後ろから月島と山口が向かって来るのが見えた
「月島ー、山口ー」
月島「……どうも、その単細胞2人を連れて帰って来いって澤村さんに言われたので来たんだケド」
山口「月詠、迷惑かけてごめんね」
「大丈夫だよー、喋りながらでも仕事は出来たし」
月島「…月詠はこんなにちゃんとしてるのにそこの2人は」
月島が日向と影山を睨みながら首根っこを掴んだ、2人は抵抗する暇もなくそのまま捕まっていた。山口はそんな月島を眺めながら笑っている
……仲良しかよ
山口「あ、そうだ!月詠のことさっき菅原さんが呼んでたんだけど月詠も来れる?」
「え、なんで菅原さんが」
月島「分かんないけど何かあるんでしょ、来るなら青城の人達に伝えてきたら」
「うん、分かった。伝えてから行くから先に行ってて!」
私は烏野1年達を送ってからスポドリを持って青城の皆の所に向かう、スポドリをベンチ近くに置いてから及川さん達の所に行き説明した
「てことなんで、行ってきていいですか?」
及川「うーん、いいんだけど…なんか月詠ちゃんが取られた気分になる」
国見「それだけは及川さんに同意します」
「え」
及川「だってうちのマネだもん!本当はやだ!」
え、え、急にデレられると困るんですが。私は及川さんにそんな事を言われて内心めちゃくちゃ嬉しいし、照れていたので動揺して固まってしまった
及川さんがそんな感じで駄々をこねていたけど、最終的には他の3年の人達により行けることになった
私は思いの外ちゃんと仲間だったことで嬉しかった。私は少し頬が緩んだ状態で烏野に向かった
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つみきだいふく。(プロフ) - びすさん» いやぁ…鰹節じゃないですか。あの髪型はwわあーい!!好きって言ってもらえてとても嬉しいですヾ(●´∇`●)ノ (2018年8月4日 17時) (レス) id: ff5c42852f (このIDを非表示/違反報告)
びす(プロフ) - 表記が鰹節になってる笑笑 作品凄く好きです ´°ω°` フォウ (2018年8月4日 17時) (レス) id: cb6d1b30b9 (このIDを非表示/違反報告)
つみきだいふく。(プロフ) - 蜜柑さん» そこは悩んだんですが、私の部活ではおはようございますだったのでそうしてしまいました…もし気になるようでしたら変えときます! (2018年7月15日 17時) (レス) id: ff5c42852f (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - つみきさん、今更ですけど「毒舌14%」の挨拶放課後なので「こんにちは」ではないでしょうか? (2018年7月15日 16時) (レス) id: 97574853b7 (このIDを非表示/違反報告)
つみきだいふく。(プロフ) - ライチ*さん» うわああぁぁあぁああ!お褒めに預かり光栄です!!いやなんかもうこういう子もアリかなって…私の好みで書いてるので!応援されたらやるしかない!!有難うございます!頑張りますヾ(●´∇`●)ノ (2018年5月8日 23時) (レス) id: ff5c42852f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つみき | 作成日時:2018年1月4日 20時