クッソ邪魔。【青葉城西】

毒舌32% ページ35

それからは早かった…私が岩泉さんに話し合いをしたいと伝えればOKを貰えて、夜の8時から話すことになった。京谷さんは嫌そうだったが知らない。それからは普通に試合をしていた、私は自主練時間になったので他のマネさんと一緒に夕食作りに向かう

私は一人暮らしなので、今回の合宿では料理等の事は出来る限り役に立とうと思っている。だって1番の得意分野だし！

そうこうしていると、食堂に着き私は早速調理を始めた。今回はカレーとサラダを作ることになり、私はカレーの方をメインに仕事する。武田先生も手伝ってくれるらしい。料理のできる男の人ってかっこいいよね！


谷地「…Aちゃん、野菜切るの早くない？！」

「いやぁ、一人暮らしを始める時に母上に仕込まれたからねぇ」

白福「1人で全部切っちゃいそうだねぇ」
雀田「凄いわ、あの量を」


そう、私は目の前にあった何キロもある野菜を1人で捌いている。しかも、すごい早さで
男子高校生でしょ、しかも運動部。なにより光ちゃんがめっちゃ食べるのを知ってるし、空腹で待ってるのは辛いだろうから出来る限りの急いでいる。仁花ちゃんにはお肉を切るのを任せた、仁花ちゃんもお母さんの為に作るんだそうだ

それから1時間もしない内にカレーとサラダが出来上がった。中々の早さだと思われる

それからマネは部員を呼びに自主練中の体育館に向かう、私は第三体育館に向かうことになった


「……あ、これから行く体育館に黒尾が居ないといいな」

谷地「黒尾って音駒の主将さん？」

「そうだよ、あいつ以外の人ならいいや」


え、フラグだって？大丈夫、フラグはへし折るものだからね！

私はそんなふうに考えて仁花ちゃんと一緒に体育館に向かった



しかし、私の立てたフラグは強い子だった



黒尾「……あ？」
「あ？」


見事に私の行った体育館に黒尾がいた、他には月島、日向、赤葦さん、光ちゃん、それと音駒のハーフ君が居た。私は黒尾にいい笑顔を向けながら声を掛けた


「夕飯の準備が出来たので食堂に行きますよ、黒尾くん？」
黒尾「へぇ、他のマネちゃん達が作ったんだろ？お前料理出来なさそうだもんな」
「あっはー、残念ながらカレーを作ったのは私と仁花ちゃんですぅ」

谷地「Aちゃんは、1人で野菜切っちゃったんですよ！」

木兎「Aは凄いな！よし、飯だ行くぞ！！」


私は黒尾と睨み合いながら光ちゃんに続いて食堂に向かった。その間仁花ちゃんが心配してたが大丈夫、腹立つだけだから

毒舌33%→←毒舌31%

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す