クッソ邪魔。【青葉城西】

毒舌3% ページ4

それから授業を真面目に受け、国見と共にバレー部の見学に向かった。その間にも国見と私は意気投合していた。
何故かって？お互い甘い物好きだからな！男子で甘い物好き同盟が組めると思ってなかったぜ！！

ﾋｨﾔｯﾊｧｧｧｧｧｧｧｱ！！！

そんな感じで体育館前とうちゃーく。いえーい。
国見は普通に扉を開けて中に入っていくので、取り敢えずその後に続いて体育館に入った。


「…おおぅ、巨人ばっかや」


体育館には多分まだ全員では無いだろうが、沢山の人が集まっていて全員身長が高かった。
…寄越せよ！！せめてあと3cm欲しいんだよ！！もう成長期終わってるけどな！！

そんな心の中で独り百面相していると、国見が誰かを呼んだ


国見「岩泉さん」

岩泉「お？何だ国見」


呼ばれた人は、なんて言うんだろう。漢の中の漢みたいな感じの人で、絶対信頼されてると思った。

その人は国見の後ろにいる私を見て少し眉間に皺を寄せた


国見「今日編入してきた月詠っていうやつなんですけど、バレー部のマネージャーに誘ったので本日は見学に来てもらいました」

岩泉「！？国見が自ら誘ったのか」

国見「そうです」

岩泉「…なるほどな」


その岩泉さんと呼ばれた人は、私の方に近寄ってきた

いや、ちょっと、怖いんですけど


岩泉「俺は、3年の岩泉一だ。一応副主将をしてる、よろしくな」

「1年の月詠Aです。本日は急にすみません」

岩泉「いや、大丈夫d「あああああぁぁあ！！」…うるせぇぞ！及川ァ！！」

鰹節(及川？)「そこの子！朝俺に邪魔って言った子でしょ！！」


大声でそう叫んだのは、今朝の鰹節頭だった


「あ、鰹節頭」

「「ぶっふぉ！！wwww」」


私がそう言った瞬間、国見と奥にいたピンク頭の人とくせっ毛の黒髪の人が爆笑してた。何故に。

密かに他の人も震えている。あ、らっきょ頭の人もいる！すげぇ！！

そんな事を考えていると、鰹節頭が岩泉さんを気にせずに私に勢いよく近寄ってきた

ちょっ、来ないで(真顔)

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