【HQ】及川風神様のせいでパラレルワールドに来ちゃいました。 Part2！ (ページ16)

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お祭り 5 ページ16

陽『花火綺麗だったねー！！』

花巻『おい。

射的に夢中だったやつが何を言う！！！』

ｷﾞｸｯ

はい、実は射的に夢中になってる間に花火が終わってました…←

陽『…ごめんに？』

花巻『ごめん“に”って言ってるってことは反省してないってことだよな。

ﾊｧ…』

うっ…ほんとに呆れてる……

花巻『……花火も終わったし帰ろーぜ。』

そう言い、すたすたと私の前を歩いていく貴大

もう帰るの?
まだ一緒にいたい

なんて、放置してた私が言えることじゃないけど……けど…!!

陽『やだ……貴大、まってよ!!
まだ、帰りたく……ない……』

自分の想いを叫ぶと、振り返った貴大

貴大の表情は驚いた顔……ではなくて。
計画通り、とでも言いたげな笑みを浮かべていた

花巻『そーかそーか。涙目になっちゃうぐらい俺と一緒にいたかったのか～(ﾆﾔﾆﾔ』

くそっ……やられた……!!

でも、さっき言ったことはホントだから……

陽『うん。一緒にいたい』

花巻『ｯ!!

お前はいつもそーやって煽ってきて……』

話しながら歩いてくる貴大の顔が私にどんどん近づいてくる

あ、これは目つぶった方がいい……かな

3㎝

2㎝

1㎝

距離がゼロになる……

瞬間。後ろから叫び声がした

及川『あーー！！！まっきーがAちゃんにちゅーしようとしてるー！！！！』

ﾋﾞｸｯ

陽『……//』

見られた…

恥ずかしい……!!!

松川『わりー。止めようとしたけど間に合わなかった。

てことで、続き……どうぞ？』

花巻『しねーよ！！』

陽『えっ、しないの』

花巻『え』

しばし沈黙が続く

及川『Aちゃん、だいたーん♡
そんなにチューしたいなら俺としよっか♡』←

陽『地面とでもしてて下さい』

岩泉『地面とでもしてろ』

そのまま同時に足払いをする

及川『ﾎｷﾞｬｯｯ』

わー。及川さんが地面とあつーいキスを交わしてる～(棒)

“及川さんの美しい顔が!!!”
とかなんとか言ってるけど、誰かに肩を叩かれそっちへ意識を向ける

花巻『続きは、俺ん家で……な？』

私は顔に熱が集まるのをハッキリと感じた

私の彼氏様……カッコよすぎない??

国見『……花巻さんはお持ち帰りするみたいだから、俺もするね』

月『あ、英??

冗談……じゃないですねﾊｲ』

2つのカップルは幸せそうです__♪