【黒子のバスケ】元帝光中の猫かぶり少女

第6Q ページ8

ｶﾞﾝｯｯ!!


火神が勢いよくダンクを決める


『おー、ナイッシュー』




火神｢はぁ!?｣



テツヤの打ったシュートが外れる


そしてドリブルしていたボールが自分の足に当たり飛んでいく


火神(──しっ……
死ぬほど弱ええ！！！)


今んところ火神が全勝か……



火神(体格に恵まれてなくても得意技極めて一流になった選手は何人もいる
けどコイツは、ドリブルもシュートも素人に毛が生えたようなもん……

取り柄もへったくれもねぇ。話になんねー！！！)

火神｢ふざけんなよテメェ！！話聞いてたか！？
どう自分を過大評価したらオレに勝てると思ったんだオイ！｣

黒子｢まさか。火神君の方が強いに決まってるじゃないですか｣


さも当然かのようにいうテツヤ


『ﾌﾞﾊｯｯww
火神まじでキレてるじゃんかwほんとテツヤ相変わらずかよw』


火神がブルブル震えながらキレてるのを見て笑いが止まらなくなる


いや、まじ何このコンビw最高かもww



ひたすら笑っていたら火神が帰ろうと自分のバックに手をかける


火神｢弱ぇ奴に興味はねーよ
…最後に一つ忠告してやる
オマエ、バスケやめた方がいいよ｣


……は？



火神｢努力だのn『ねぇ、火神』あ？なんだよ｣



『お前それ本気で言ってんの？
才能がない奴はバスケをやっちゃいけないわけ？てかそれをおまえが決める権利…あんの？』


火神｢……｣


黙りやがったし。なんだよこいつ



黒子｢火神くん。ボクはやめません
まずボク、バスケ好きなんで。それから見解の相違です。
ボクは誰が強いとかどうでもいいです｣



火神｢なんだと…｣


黒子｢ボクはキミとは違う。ボクは……｣


そうだよ、火神とテツヤは違う



『テツヤは……』



｢『影だ』｣



火神｢……？｣


よくわかんないって顔してるね。

まぁ、いずれ分かるよ。
火神♪(ばかがみ)

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