【黒子のバスケ】元帝光中の毒舌猫かぶり少女 2

第79Q ページ38

リコ先輩からのブチ殺せという愛のジェスチャーを頂き、試合が始まる



相性が悪いとは思っていたが、これは想像以上に……





『…リコ先輩、あのバカ大丈夫ですかね』



相田「分かりやすくイライラしてるわね…」





常にダブルチーム、やりたいように出来ないことで目に見えてイライラしている大我


木吉「火神！顔コワいぞ！
もっと楽にいこーぜ！！」





一旦タイムアウト取るか悩んだが、木吉さんが上手くやってくれそうだ



確かあの人のプレイは面白かったはず。






(まこ兄と同じ無冠の五将だもんな、心配無用か)






・






着実と試合は進み、残るは決勝リーグ




『誠凛、泉真館、秀徳…霧崎第一。

やっぱ上がってきたね、まこ兄達』




木吉「なあ、気になってたんだが…花宮のプレイスタイルとかは知ってるのか？」



『…はい、知ってますよ。』




木吉「そうだよな…
従兄弟って言ってたけど、普段の花宮ってどんなやつなんだ？」





どうしてこの人は笑ってまこ兄の話を出せるんだろう

憎んでいてもおかしくないことをまこ兄はこの人にしたのに。




木吉「結構従兄弟でも似るもんだなぁ。
たまーに出るばァか！とか毒舌とかまんまだし」




『すっごい褒められてる気がしないんですけど…』




日向「いつまでくっちゃべってんだダァホ、泉心館との試合始まんぞ」





きっとこの試合はウチが勝つ。

問題は、反対コートで始まる試合の霧崎第一の選手が2軍なこと
さっきチラッとまこ兄は見かけたから多分観客席で観察をしているんだろう






『ほんっと、身内じゃなかったら大っ嫌いな人間だったな。』





絶対いつか先輩たちに謝らせよ

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