【黒子のバスケ】元帝光中の毒舌猫かぶり少女 2

第78Q ページ37

『んーーーーっ、いい試合日和じゃん！』






火神「そーいや、もう体調良さそうだな」





『いつの話してんの、体調悪くなんの雨の日ぐらいだから！
ていうか…またアンタ寝れなかったの？』





左手でボールをいじっている火神の目は相変わらずの充血





『遠足前の小学生かよ全く……



てかテツヤどこいった？』







黒子「あの…います」







もはや恒例となっているこのくだり

だけど私がテツヤがいることに気づかないわけが無い






『嘘つくなコラ
ミスディレクションはそういう使い方じゃないでしょうが』






日向「ったく…とにかく全員揃ったな

じゃ行くぞ！忘れもんとかねぇな？」





相田「何言ってんのもう！」


『何言ってんですか』






「『それをこれからとりにいくのよ！/行くんです』」





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




試合前、最終確認のミーティングをしコートへ向かう




今日の相手は丞成高校。
インサイドをメインに攻めてくる、ウチとは相性の悪いチーム




(確か今年、C(センター)に入った1年はかなり力があったはず)








背番号9



その1年がスタメンにいることを確認していたら突然そいつは泣き出した







鳴海「女…相手のカントク、女って言ってたのに…
もっとこうボインっつーか…テンション上がんねーっつーか…色気ゼロじゃん！！！


オレのトキメキを返せぇーー！！」






リコ先輩を指さしそんなことを叫び散らかす






『死にたがりか…？？？』






鳴海「あ、まって。可愛い子いる！！色気もばっちり…！！
しかもニコニコしてる超可愛いー！！！

横のカントクは色気ないけど俺あの子がいれば頑張れる気がする…！！」






あ、アイツ終わったな

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