【黒子のバスケ】元帝光中の毒舌猫かぶり少女 2

第77Q ページ36

黒子「すみません、じゃあボクちょっと桃井さん送っていきます

Aさんも一緒に行きますか？」





『あー、ごめん。従兄弟が迎えに来るから』






日向「！！
おま、それって」





Prrr




《おい、着いたぞ。
さっさと出てこい》




言いたいことだけ伝えてすぐさま切られる電話


電話越しに聞こえた声に反応する先輩たち






『…ごめんなさい。
お先に失礼します』






木吉「今の声は……


花宮か…？」







・





・






『…まこ兄、ここ一応来たらまずいんじゃないの？』




花宮「あァ？別に俺には関係ねぇよ。
雨やんでっけど体調悪いんだろ。うち泊まってけ」





ＮＯとは言わせない態度で告げられる




正直ありがたい。
こういう雨が酷い日はどうしても体に力が入らなくなって家に帰ってもまともに動けない。




(それが分かってるからこうやっていつも連れて帰ってくれるんだろうな)






何だかんだ助けてくれる従兄弟が、大好きだ









例え先輩たちを傷つけた張本人であっても____。

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