【黒子のバスケ】元帝光中の毒舌猫かぶり少女 2

第66Q ページ24

『あぁ、すいません。驚かせましたね。
そういう意味じゃなくて、景虎さんのプレイ…選手としての景虎さんを注目してたんです』







景虎「びっくりしたー…Aちゃんは、俺らのそのビデオ見たの？」







『はい。景虎さんのダブルクラッチが特に好きです』







車が止まる



浜辺に着いたから。








リコ先輩に頼まれていた、リングを簡単に組み立てていく








景虎「で？何が言いたいんだー？」






『やっぱ分かります？




…私にトレーニングメニューを作ってください』








景虎「！


…なんでだ？君はマネージャーだし、トレーニングする必要は無いと思うが」







その通りだ





けど、私は自分の基礎体力…それを上げなければならない。






『私は、全てを視る眼(プロビデンスアイ)を持っています。』






景虎「あぁ、リコが言ってたな」






『はい。
私はそれで皆を助けたい。けど、長時間の使用は自分を壊すことになる。
だから、身体が負担に耐えられるように、鍛える必要があるんです。』






別に筋肉とか、そーいうのをつけたいわけではない。

プロのバスケ選手…になるわけでもないしね









景虎「…分かった。作ってやるよ」




『！ありがとうござi「ただし！」…？』





景虎「文句は言うな。弱音も吐くな

眼に合うだけの体力をつけるなら、メニューもそれなりにキツいからな」





『上等！…です』









私も、みんなと一緒に進むんだ…









(もう、道具にはならない)

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