【黒子のバスケ】元帝光中の毒舌猫かぶり少女 2

第58Q ページ14

黒子「…！！」





ｺﾞﾝｯ





木吉「む…やっぱブランクはあるか…」






『よいしょっ…！』


走ってリバウンドをし、その場に着地をする





(やっぱリバンは手と身長が無いとなぁ)





木吉「…そんだけ自分を客観的に見て、割り切ってプレイしてるのは大したモンだよ。けど割り切り過ぎかもよ？


オレらまだコーコーセーだぜ。もっと自分の可能性を信じてもいーんじゃねーの
…とかひとり言言ってみたりしてな。また来週会おうぜ、黒子クン。」




黒子「…あの。飴踏んでます」





ｺﾞﾘｯ




木吉「あぁあ！？さっき買ったばっかなのに！！




…あ、雪白すげーバスケ上手いな！
んじゃ、また来週。」






粉々になった飴を持って手を振って体育館を出ていく






『ばいばーい、っと。



…木吉さんのことまこ兄に話してみよっかな〜』









黒子「…Aさん、帰りましょうか」



『ん、そだね』




鍵を閉めて体育館をでる







『…ねぇテツヤ。私ね、また…昔みたいにみんなとバスケができるって…信じちゃってるんだ



今の赤司や、大輝、他のみんなを見ていたらありえない、って思うかもしれないけど…少しずつ、皆戻っていくんじゃないか、って…』




黒子「…また、皆でバスケができるといいですね……」






『…うん。』









ずっと猫かぶってきて、距離を置いて、いい子演じてた私が…唯一楽しいって思えたのは、みんなと過ごした中学のあん時だったんだよ

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