10＿ ページ11
階段で暇だと外を眺めていると、背中に重しが乗っかった。
正体は言わずもがな五条。
五条｢せんぱーい、喜久福は〜？｣
『無い。』
五条｢なんか甘いもんちょうだい。｣
『無い。』
五条｢じゃあなんかジュースみたいなのくれよ。｣
『何でだよ。』
五条｢先輩が作った氷削ってジュース掛けて食べる。｣
『呪力籠った氷とかよく食えるな。』
五条｢だって先輩弱いもーん、呪力籠ってたって食えるよw｣
氷を出すと無限で跳ね返される。
五条はあぶねーなと言ってまた力を抜き俺に寄りかかった、重い。
『ん〜…五条はさ、』
五条｢ん？｣
『俺の足無くなったのどう思う？』
五条｢正直、心配した。足無くなったら寝たきりとかショック死とかよく聞くし。
でも先輩が自分の足で地を踏めない訳じゃないって言ったから何言っても無駄だなって。｣
『心配してんのか呆れてんのかどっちなんだよ。』
五条｢どっちもだよ。｣
更に伸し掛かる体重に俺はぐぇーと声を出す。
悟も同じような声を上げ、舌打ちをした。
その正体は悟の上に乗った夏油だった。
『重い、死ぬ。』
夏油｢疲れた。｣
五条｢どけよ傑、先輩困ってんだろ。｣
『先に乗ってたやつが言っていいセリフじゃねぇ。』
五条｢知らね。｣
結局缶ジュース奢らされた、解せぬ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1318人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜々式(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます！ご期待に応えられるよう、更新頑張ります！ (2021年2月9日 22時) (
レス) id: 3c8797ae1b (このIDを非表示/違反報告)
あ - これからも頑張って下さい！！ (2021年2月9日 22時) (レス) id: f131e78a97 (このIDを非表示/違反報告)
夜々式(プロフ) - あさん» ご指摘ありがとうございます！修正致しました！＜(_ _)＞ (2021年2月9日 18時) (レス) id: 3c8797ae1b (このIDを非表示/違反報告)
あ - ページでいえば28のところ、ナナミの台詞の名前の表記灰原になってますよー (2021年2月9日 18時) (レス) id: f131e78a97 (このIDを非表示/違反報告)
夜々式(プロフ) - ta0628tm0105さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！＜(_ _)＞ (2021年2月4日 19時) (レス) id: 3c8797ae1b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夜々式 | 作成日時：2021年1月23日 2時
