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26日目● ページ28






『だから〜ここはもうちょっと前だよ〜』


竜「だーっ、ぬいぐるみなんてお前…ガキか!」


『ガキじゃないもん可愛いでしょ!』





あれから私達の微妙な距離感は無くなって、何でも言い合ったり出来るような友達になった。
まだ彼氏彼女になるには私が竜胆くんに相応しくならなきゃダメだから、まだまだ全然なんだけど。





『男の人の方が…なんだっけ、空間認識力だっけ?あるらしいから上手いはずなんだよね』


竜「全員がそうだと思うなよ…?」


『う、ごめんね…でもありがとう、お金無くなっちゃったら困るしもう行こ!』


竜「…ちょっと待ってろ、外で」


『?
なんで外で…』


竜「いいから!」





竜胆くんは私をゲームセンターから外に出してまた中に入った。





『何よー、私を外から出して…、
…せっかく…時間が出来てやっとデートなのに…』





外のベンチに座っていると、目の前を私より1個くらい年上の人が通り過ぎようとしていた。

うわ…やばい、これ目を合わせたら「なんだこら」とか言われるパターンだ、と思っていたら案の定1人と目が合ってしまった。





『(!やばい…)』


「あんれ〜こんな所で可愛い女の子1人〜?友達は?」


『(これ、無言で居た方がやばいのかな…それとも無言の方がいい…?)』


「何も答えないってことは友達と別れたんじゃね?笑連れてっても大丈夫っしょ」


『(勝手に勘違いされる…!竜胆くん早く帰ってきて…!)違います!今友達お手洗い行ってて…』


「え、何声も可愛いんだけど連れてこーぜ、別に痛てぇことはしないし!」


『やめてください…!』


?「おい、何してんだ」





竜胆くんの声…?と思って見てみたら、何やら黒と金の三つ編みさん。





「す、すみません!蘭さんの彼女さんだとは知らず…」


蘭「ちげぇよその子竜胆の」


「竜胆さんの?!お、おい早く逃げるぞ!」


竜「逃げさせると思うか?なぁ。俺のに手を出しておいて無傷で済むと思うなよ」


『!竜胆くん…!』


竜「悪ぃ待たせて。これ。…取れたから、やる。それと、ここは兄貴に任せるから…兄貴良いか?」


蘭「貸しひとつ〜」


『ぬいぐるみ…!ありがとうっ』


竜「…おう、(照
てか早く行くぞ!」





竜胆くんは急いで私の手を引っ張って走った。
私はそれに着いていくので精一杯だった。





竜「…Aにやべぇ所見せられねぇからな」





そう言って私の手を離した。

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ナナマカロン(プロフ) - 良かったです笑ありがとうございます!好き!?笑ありがとうございます(泣 (2021年6月1日 22時) (レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - いやいや!全然おかしくないです!!むしろ好きです!! (2021年6月1日 19時) (レス) id: 9338397c09 (このIDを非表示/違反報告)
ナナマカロン(プロフ) - ゆんゆんさん» わ!ありがとうございます!笑最初やっぱりおかしいかななんて思ってたんですけど…、よかったです笑頑張ります! (2021年6月1日 18時) (レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - 灰谷兄弟大好きです!!とくに竜胆!更新楽しみにしてますね!頑張ってください! (2021年6月1日 7時) (レス) id: 9338397c09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナナマカロン | 作成日時:2021年5月13日 22時

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