16日目○ ページ18
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竜「あー…あの、どっか寄って帰らねぇ?」
『!
うん!どっか行きたい!』
竜「あー、可愛すぎる、」
『竜胆くん聞こえてるから…!』
竜「聞こえさせてんの。可愛い。」
『い、いいって分かった…!恥ずかしいよ』
竜「ふ、…ん、着いた。アイス好き?」
『わ!大好きだよ!』
色んなアイスを目の前にしてはしゃぐA。
可愛すぎだろ。ほんとにこいつ俺の彼女…?
はぁ、と顔に手を当てて抑える。
『竜胆くんどれにする?』
竜「ん、わり。俺はこれにする」
『え、待って可愛いの選ぶじゃん 笑
好きなんだストロベリー系』
竜「あー…うん、子供ん時からさ、苺だけ外せねぇんだよ。こんな見た目なのにほんとそれコンプレックスだから…」
『私はギャップあって好きだな〜可愛いな〜』
竜「なっ、ほんと兄ちゃんにしか言ってねぇんだよ…誰にも言うなよ?友達にも」
『言わない!好きな人の秘密バレたくないもん』
竜「あー無理、」
Aの分のアイス代も払って一緒にベンチで食べる。
『ねぇ、ほんと私払うって!』
竜「頼む、俺がしたいことだから…」
『う…分かったよ…じゃあ今度誕生日プレゼントで補おっと!』
竜「はは 笑
サンキューな」
うん!と言ってカップの中に入ったアイスを頬張るA。
時々食べる?と聞いてきてくれてアイスを食べるんだけど、その時の顔もまた可愛い。
あれ、俺可愛いしか言ってなくね…?
竜「俺のも食べる?」
『いいの!食べたい〜』
竜「ん、」
『え、えっ待って、それは…!』
竜「いーから、溶ける」
『分かった…』
俺の要望であーんをした。
どう?と聞くと美味しいよ、と真っ赤にして言うから可愛くてたまらない。
笑うとからかうなと怒られた。
・
・
竜「あ、家ここ?」
『うん!ありがとう今日楽しかったよ。』
竜「おー…。…あのさ…抱きしめて、いい?」
『え、あ、うん…どうぞ。』
Aの匂いはとても安心する。
いい匂いがするし。
暴走族としての俺が浄化される感じがする。
『じゃあ…今度は、海の日…かな?』
竜「おう。可愛い姿待ってるから。家迎え行く。」
『うん、可愛くなって行きます!またね…!』
竜「おう。…ありがとな、今日」
『こちらこそ!ありがとう!』
ドアの向こうにAの姿が消えるまで見送った。
…ダメだ、俺…ゾッコン。
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ナナマカロン(プロフ) - 良かったです笑ありがとうございます!好き!?笑ありがとうございます(泣 (2021年6月1日 22時) (レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - いやいや!全然おかしくないです!!むしろ好きです!! (2021年6月1日 19時) (レス) id: 9338397c09 (このIDを非表示/違反報告)
ナナマカロン(プロフ) - ゆんゆんさん» わ!ありがとうございます!笑最初やっぱりおかしいかななんて思ってたんですけど…、よかったです笑頑張ります! (2021年6月1日 18時) (レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - 灰谷兄弟大好きです!!とくに竜胆!更新楽しみにしてますね!頑張ってください! (2021年6月1日 7時) (レス) id: 9338397c09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナナマカロン | 作成日時:2021年5月13日 22時