長男(兄妹)END9 ページ30
次の瞬間、私は後ろから抱きつかれた。
…うん、もう私は振り向かなくても誰かわかるよ。
炭「Aさん…ようやく捕まえましたよ」
禰「ふが!!!ふがふが!!(やったね!お兄ちゃん!)」
いや、まさかの禰豆子ちゃん協力してた←
炭「じゃあAさんは貰っていきますね!」
禰「ふが!」
・
・
・
『…で、なんで街なの?』
連れてこられたのは、街だった。
炭「その…禰豆子の頼みなので」
炭治郎は苦笑いを浮かべた。
…禰豆子ちゃんの頼み?
炭「俺は、これを機会にAさんをどこかに監 禁して、俺だけのものにしたかったんですが…」
爽やかな笑顔を浮かべて、何を言い出すんですかこの人は。
炭「禰豆子が、Aさんとお出かけしたかったらしいので……
いや、今めっちゃ「今回は」って強調したね???
禰「うーうー!!」
禰豆子ちゃんは、「早く行こう」と言わんばかりに、私の腕を引いた。
そうだよねえ、日が昇る前には影に行かなきゃだもんねえ。
てか久しぶり(?)の禰豆子ちゃん可愛い←←
『禰豆子ちゃん、着物買おうか!!』
禰「?」
炭「ええ!?Aさん!そこまでは…」
突然常識人だな、炭治郎。
さっきまでは監 禁とか言っていたのにね。
『いいのいいの!ただ私があげたいだけだからさ』
炭「そう…ですか?」
『ていうか禰豆子ちゃんの為ならいくらでも貢げるわ』
当の本人、禰豆子ちゃんは頭に「?」を浮かべていた。
・
・
・
『グハァッッッ!!!!』
…今なら冨岡さんの気持ちが、3%くらい理解出来る。
そりゃあ、この禰豆子ちゃんの可愛さを見たら鼻血出すよ。
禰「…!」
買った着物を、私の屋敷で来た禰豆子ちゃん。
まじ可愛い、尊い。
炭「おお…!よく似合っているぞ!禰豆子!」
『はぁ、はぁ…禰豆子ちゃん可愛い…』
炭「Aさんも可愛いですy」
『禰豆子ちゃん尊い!!!!』
私は炭治郎の声にかぶせて叫んだ。
禰豆子ちゃんは私のところに、トコトコと歩いてくると、嬉しそうに微笑んで抱きついてきた。
やだ、死ねる←
________________________
続きます
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るる - カオスすぎるwwwwwww (8月9日 23時) (レス) @page36 id: daa8a87cdb (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - イラスト描きたいんですがどうやって見せるの?… (2023年3月1日 0時) (レス) @page36 id: 122c47ab2a (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯 - おいおいこれわああああああああああああ (2022年11月22日 13時) (レス) @page2 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
頭のおかしい人 - 人間がまともなんですよね。ん?あ、間違えた鬼がまともなんですよね←おい!!by頭のおかしい人の友 (2020年4月30日 13時) (レス) id: 30b9b87e27 (このIDを非表示/違反報告)
お泊まり - 神でした(小説が) (2020年2月25日 23時) (レス) id: 322405a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひかり | 作成日時:2019年10月14日 23時