エピソードオブユー《ハイキュー》 (ページ48)

今日:35 hit、昨日:60 hit、合計:290,043 hit

47 練習試合(青葉城西) ページ48

ーエピソード 47 バスパニックー

your side.*･ﾟ

_______________火曜放課後

澤村｢整列ー！！挨拶！！｣

｢｢お願いしァース！！｣｣

武田｢あ～い｣

いよいよ青葉城西との練習試合の日
放課後、すぐ正門へ集まりバスに乗るために
挨拶を済ます

順に荷物をトランクへ入れ、乗り込む

私は1番前の清水先輩の横
通路挟んだ隣は菅原先輩と大地先輩

青葉城西へは車で20分ほどで着く

清水｢なんか、Aわくわくしてる？｣

『初めての練習試合凄い楽しみなんです！
日向くんたちの速攻も！後、向こうに中学の
同級生が何人かいて…』

清水｢へぇ、影山と同じ北川第一だよね？
同級生って好きな子とか？｣

『へ？！ち、違いますよ！ただの友達です友達！
もーからかわないで下さいよ～～…』

いきなりの潔子先輩の質問に顔を熱くする
そんな私にふふ冗談、可愛いといいまた笑う

ほんと、見た目によらずこの先輩は…

と思っていると

田中｢！！うわぁぁぁ止めて！！！
バス止めてぇぇええええ！！｣

田中先輩の叫び声が聞こえ何かと後ろを振り向くと
日向くんが席から外れダウンしている背中が見える

『日向くんしっかり…っ！大丈夫？？！
田中先輩も！！』

バスが急ブレーキで止まり、席を離れ日向くんの
所へ行くと、田中先輩のジャージには嘔吐物が…

昨日から日向くん様子変だったし、
緊張のせいでもあるのかな…

潔子先輩も駆けつけ袋やら消毒やらを急いで
行い、掃除をする

『日向くんとりあえずお水飲んで、、
あと、今更だけど酔い止めも、飲める？』

掃除が終わると後、15分くらいで着くけど
一応、薬を飲ませるようにいうが、
ボロボロで、動けそうにない

月島｢緊張で、ゲロるとか、、プッ｣

山口｢日向しっかりしろ！｣

月島くんの煽りにも乗らないほどの日向くん
薬も飲んでくれなさそうなので
日向くんの頬に手を添えうえを向かせ、
口を開かせるようにアーンっと言うと、
日向くんはピキンっと固まり

ボンっっ！！

田中｢うおおおおぉ！また日向がショートした！！｣

『ええ、また！？日向くん！
潔子先輩どうしましょう…っっ！』

影山｢A！！とりあえず日向から離れろ！｣

清水｢もうこのまま寝かせときましょ｣

バスの中は叫び声とあせり声で、うるさくなっている

｢｢｢あれ｣｣｣

｢｢｢なんか｣｣｣

｢｢｢予想以上に｣｣｣

｢｢｢ヤバい……！！！？｣｣｣