エピソードオブユー《ハイキュー》 (ページ39)

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ーエピソード38 名前ー

your side.*･ﾟ

その後も4人で色々話していると

菅原｢つか、なんかAちゃん呼び方、堅い！｣

『え？？堅いですか？？』

菅原さんの指摘に今まで意識してなかった為
疑問に思う

田中｢スガさ～～ん、俺、田中“先輩”なんスよっ｣

すると田中達も話に参戦してくる

『菅原先輩…………。
確かにこっちの方がしっくり来ますね！
ね？菅原“先輩”！』

まだ、バレー部に入ってなかったため
さん付けの方が、正しいかなと思い、さんっと
呼んでいたが、同じ部活だし、先輩の方がいい

菅原｢うんうん！可愛い～～！｣

菅原先輩は嬉しそうにしてくれた

澤村｢なら俺も先輩がいいな｣

澤村さんまでもそう言い出し、確かに
2年生の縁下先輩、木下先輩、成田先輩
全員先輩呼びだった。

『あっれ～嫉妬ですか？？澤村先輩？？』

煽るようにいうと、馬鹿と頭をつつかれるが
嬉しそうだった

日向｢じゃあ、Aさんの呼び方変えよう！

A！！！｣

いきなりの呼び捨てにガクっとなるが同い年だし
全然抵抗はない

菅原｢ええじゃあ、俺も！｣

清水｢じゃ、私も名前呼びで…A｣

『……っ潔子先輩！！』

初めての名前呼びに照れながらも嬉しさを覚え
なんだか、さっきより1層仲が深まったように思えた

ダッダッダという足音とガララっといきなり扉が開く

｢組めた！組めたよーっ練習試合！！！
相手は県のベスト4！“青葉城西高校”！！｣

息を切らし、頭はアホ毛がピョンピョンと跳ねていて
メガネはズレているどんだけ走ってきたのかな…

先生らしき人は、興奮気味に練習試合の知らせを
伝える

『青葉城西…って…』

菅原｢青城！？どうやって組んだんだろう｣

月島｢ゲッ｣

青葉城西高校、バレーでは有名というのは
聞いたことある、そして…北川第一の生徒が
大多数そこへ進学する

もちろん英や、金田一も…
影山くん大丈夫かな…。

？｢おっ！君らが問題の日向くんと影山くんか！
そして新マネージャーのAさんだね！｣

こちらを見ると、ニコニコと近づいてくる

？｢今年からバレー部顧問の武田一鉄です！
バレーの経験は無いから技術的な指導は出来ないけど
それ以上の所は全力で頑張るから宜しく！｣

見た目はThe文系部のような顔立ちをしているが
なかなか熱い先生なんだなあと感じる