エピソードオブユー《ハイキュー》

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ーエピソード 35 試合は…ー



your side.*･ﾟ




私はただ何も動けなくて突っ立っていると





影山｢っっグフッ｣




清水先輩によってノートで叩かれ床に伏せていた




田中｢影山ー！！テメェ！！！なにしとんじゃー！｣



日向｢ッップシュ〜〜！｣



菅原｢日向が倒れた！？かーげーやーまーァァ
これはこの俺でも許せーん！！！｣



縁下｢Aさん？！しっかり！！｣




澤村｢お前らうるさーーーーい！！！！｣




それぞれワイワイと大騒ぎしていると
澤村さんの怒号が響き、私も正気を取り戻す





澤村｢影山くクン…？いくら身体バカでも
女の子に手ぇ出しちゃダメでしょが…？｣




澤村さんも静かに怒ったように影山くんに圧をかける




影山｢俺はただ男女でどう違うのかとを…｣



田中｢だとしてもだ！男のロマンである禁制の地
おっ ぱいには触れてはダメなのである！！
それにこのバレー部の女神を引き継ぐ天使だぞ？！｣




影山｢………おっぱ…………


！！………///｣




｢｢｢今更かよ！どんだけ馬鹿なんだよ！｣｣｣





さっきまでのは単に身体の違いとしてあくまでもスポーツ感覚で触っていたが、田中先輩の言葉に、自分が一般的にしている事をあらためて考えると顔を赤くし頭を抱え、地面に膝を着いた





月島｢ちょっと、僕の後ろに隠れるの辞めてくれる？｣





私はというと影山くんから離れ、誰よりも身長が
高くて、カバーされそうな月島くんの後ろに
無心で飛びついていた





『ご、ごめん』





月島くんの後ろから、おいでと手招きしてくれている
菅原さんの所へ行く




清水｢菅原もダメ。
Aちゃんはもうずっと私の側にいて｣



『わわっ、』



清水さんがすかさず私の側に着くと私の腕を
引っ張り、一緒に審判のとこにいることになった





そしてそろそろだな、と澤村さんが
第2セット開始の合図をする








田中｢いくぞ！｣



｢｢オス！｣｣




第2セットも順調に進んでいく
日向くんが顔面ボールを受けたり
影山くんのフェイント、田中先輩のスパイク
2人の目をつぶった速攻…
そんな熱い試合に月島くんは上のトレーナーを脱ぐ



みんな本気で




｢｢オオッシ！！！！！｣｣




楽しそう





ピピーッと、試合終了の音が聞こえる
得点板を見ると…25ー21



影山、日向くんチームの勝利！！！！







『二人共、おめでとう〜〜！！！！！
凄いよ！！本当にかっこよかった！！』




あの早朝練や放課後練、意味はあったんだと
実感し、2人に駆け寄り、手を取りブンブンと振る

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