エピソードオブユー《ハイキュー》 (ページ27)

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ーエピソード26 月島ー

your side.*･ﾟ

悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい！！！！
月島くんが感じ悪かったのは元から！元から知ってた
としても、あんな言い方をされると本当に腹が立つ
と同時に悲しくなり、自然と涙が頬を伝う

日向「Aさん！？大丈夫！？泣いてるの？？」

近くにいた日向くんはいち早く気づき、
私の顔を覗き込む

日向くんの言葉で自分が泣いていることに気づく

『ち違うよ！ゴミが入っちゃっただけだから…！
もうそろそろ遅いし、帰る準備しないと…』

それは大変だ！とまた顔を覗き込んでくる日向くんに
無理やり笑顔をつくり大丈夫だと手を振ると

頭にパサリと何かが掛けられ視界が黒くなる

「寒いからこれ着とけ」

声からして、影山くんだとわかる
ジャージが頭にかけられ
爽やかな石鹸の匂い…かすかに暖かい

『あ、ありがとう…』

影山くんのお陰で日向くんに追求されることは
無くなるり、さらにいつもは冷たい影山くんの
不器用なりの優しさに心が暖かくなる

私のお礼に気にすんなと短く返せば

影山「絶対明日勝つぞ」

日向「当たり前だ！！！！」

2人のやる気は十分で私も、泣いていたってしょうが無いと、気合いをいれ、涙をゴシっと吹き
影山くんのジャージを着る

制服を着ていたためジャージは太ももまであり
見た目はジャージだけを履いているように見える

日向「影山のジャージを着てるAさん
な、なんかえろい…？」

『えっっ！！？？』

影山「日向ボゲ！言うなボゲ！」

日向くんの口からえろいなんて言葉が出るなんて…
と驚くが、確かに現役男子高校生、そういう
お年頃なのかな…

『もう、2人とも、えっち……』

わざとらしく、頬を膨らめ
ジャージの裾を引っ張ると、2人は片手で
顔を抑え下を俯いてる

菅原「ハハハ、日向影山、
Aちゃんの色気にやられたか！」

「「もうやめてください……。」」

丁度部活終わりの菅原先輩と田中先輩が来ると
2人は地面に伏せていった
色気って…私少しからかっただけなのに…

田中「確かに、彼シャツ感………。
何とも言えない絶妙なライン……。
そしてこのルックス………。

まさに、えろ」

『ちょっと！！？？？』

菅原「田中が言うと犯罪っぽいからなんかアウト
Aちゃん気をつけて？」

田中先輩のじっくりと舐めるように見る目に怯えていると、菅原さんが、私の後ろからハグをしてくる

そうして帰るべーと言う声と共に私達も帰宅をする