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ーエピソード17 賭けー
日向 side .*･ﾟ
折角、部に入れると思えば
倒そうと思い続けていた影山は烏野にいるし
部活には参加出来ず追い出されるし…
だけどこんな所で止まっちゃ居られない！
一生懸命キャプテンにお願いをする
すると体育館のドアの隙間から目だけを覗かせた
キャプテンが
澤村「本音は？」
と聞くと影山は
影山「試合で今の日向と協力するくらいなら
レシーブもトスもスパイクも全部1人でやれればいいのにって思います」
「何言ってんのオマエ！！？」
正直に全部協力の欠片もないことを言う
影山になんなの？実は馬鹿なの？と思う
キャプテンは、ハハハ！と笑いながらどうやって1人で戦うの？と言うとピターーんと菅原さんが
ドアを閉めた。
閉める前の一瞬の隙間から
Aさんと目が合い、頑張れと
ガッツポーズをしてくれた
可愛い。と閉まった扉を見つめていると
影山「おい何扉みて赤くなってんだボケェ」
影山の言葉に慌ててなってねえ！と言い返す
その後も影山の王様ぶりは続き
結局2対2の試合を申し込むことになった
チームワークを見せるために…嫌だけど。嫌だけど
日も暮れて練習が終わったと思い
「キャプテン！！」
と呼ぶと、まだ居たのかと
キャプテンが扉を開けてくれた
キャプテンの後ろにちょこっと覗く
Aさんを見ると頑張れと口パクで言ってくれた
何故だろう、Aさんが居ると俺すげぇやる気が出る
2対2の試合のことを申し込む
せーの……
「「ちゃんと協力して戦えるって証明します」」
決まったと思いドヤと先輩達を見ると
田中「ビバ！単細胞！」
菅原「今、せーのって聞こえたんだけど…」
田中「でも俺こういう奴ら嫌いじゃないっすよ！」
2人で合わせたセリフは何故か笑われたけど
最終的に新しい1年の部員と先輩を含めた
3対3の試合をすることになった
負けた場合、3年がいる間影山にはセッターをやらせない事。それだけだったが影山にとっては大事な事だったらしく荒だっている
日向「あの、、！あと1つあるんですけど、！」
田中「なんだなんだ？？」
日向「キャプテンっていうよりAさんなんだけど」
『私？』
いきなりふられたAさんは首をコテンと傾ける
日向「俺たちが勝ったらマネージャーやって！！」
影山「なってめぇコラ何勝手に決めてんだよ」
それを言うとみんなポカーンとしている
『うん、いいよ』
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作者名：りりらら x他3人 | 作成日時：2020年6月11日 15時
