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35.イタズラ1 ページ36

番外編__Aが小さくなってしまったら















旅団は宝を盗みに金持ちが集まっているという会合に来ていた。そしてそれも終わりA達は盗んだものを持ってアジトに帰ろうとしている


「お前達…っ…」


生き残りだろうか決して若いとは言えない男がこちらに手を伸ばしながら倒れている


「まだ生きてる奴いたね」


「そうだね」


フェイタンとAはその光景を眺めている


「後悔…っさせてやる…、」


そう言うと男はA目掛けて念を発動させた


Aも念を使い攻撃が当たる前に避けようとしたが男の念の方がAを上回っていて避けることが出来なかった


「…っ」


驚いて声を出してしまったが特に変わった様子はない。だが心配なので男に聞いてみようとしたが既に死んでいる


「A大丈夫か」


どうやらフェイタンが殺したらしい。フェイタンの手には返り血がついている。ならあの男の攻撃を避けられなかったのは死後の念のせいだろうか


死後の念は恐ろしいとクロロに聞いている。男の能力が分からない以上何が起こるかわからない。不安だが心配をかけたくないので皆には悟られないようにする



「大丈夫だよ。心配ご無用!」

少し笑いながら言ってAは用意してあった車に向かう





ボンッ





突如目の前が白い煙に包まれる
何が起こった??後ろからは皆の声が聞こえる。次第に煙は消え周囲が見えるようになった


「A!!お前…!」


クロロが私を呼ぶ

立ち上がってクロロの元に行こうとしたがそれは叶わなかった


「え…、」

何故ならAの身長は縮み、3歳位のサイズになっていたからだ。Aは突然のことに驚き言葉が出ない


少し経ってからクロロが言った


「A。今すぐアジトに戻ろう」


今ここにいるのはクロロ、フェイタン、シャルナーク、私だ。他のメンバーは居なかったり車を取りに行っている

少し時間が経ったのでだいぶ状況が整理出来てきた

さてどうしたものか。この状態が何時まで続くかも分からない。もしかしたら数分で戻れるかもしれない。だが相手は死後の念、最悪の場合一生このままなんて事も有り得るのだ


Aは悩んだ末答えを出す


どうせならこの状況を楽しもうと


「おじさん達誰??」


「「「は?/え」」」

Aは心の中で三人を嘲笑っているだろう。だって今の三人の顔はなんとも間抜けな顔をしているのだから
















これは面白くなりそうだ

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作者名:てん | 作成日時:2021年8月28日 22時

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