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あれから何往復もして、皆がどんどん抜けて行った。残ったのは私達と、まさかのウォヌオッパとミンギュオッパのチーム。
『…ミンギュオッパが引いて下さい。ミンギュオッパに引かれたいです』
若干一部の方の誤解を招きそうな発言だが、これ以外言い方が見つからない。
ウジオッパは飽きたのか、私の枝毛探してるし。
WN「はいはい、ほら引かせろ」
MG「俺が引いてもA、顔に出るから分かるよwww」
『…もはやここまでですね…ウジオッパ…』
WZ「俺は分かってたけど」
もういい。
ババ抜きに真剣になってるのは私だけってことは、十分理解出来たよ。
DK「A〜頑張れーー!」
『期待に応えます!!』
WZ「頼むから早く…WN「チャンスあげようか?A」
ウジオッパの言葉を遮ったウォヌオッパの素敵な素敵な言葉。
チャンスって聞こえましたわよ??
『…欲しいです!ください!』
WN「1つだけ、何でも俺の言う事聞くなら、今目瞑ってトランプ引く」
…実に美味しい話だ。
だが、”何でも”が引っ掛かる。
『何でもって…例えば?』
WN「それはまた後で。ほら、どうする?」
…迷いどころだ。
いつもの私だったら、こんな誘いには乗らないけど、なんせ今はウジオッパの罰ゲームまで背負ってる身。
ここは乗っておいた方が得策なのでは…?
『い、良いでしょう』
WN「決まり」
そう言って、ニヤッと笑ったウォヌオッパは目を閉じた。
その顔があまりにも綺麗で見惚れる。
WN「…はい」
ウォヌオッパがいつの間にかジョーカーを引いて行ってくれた。
…引いてくれた!?やったーー!勝ち目が!勝ち目が見える!!
WZ「行け!」
『よっしゃぁぁ!!』
DK「惜しかったねーー!」
MH「惨敗してたじゃん」
そう、私はあの後ジョーカーを引いてしまいそのまま負けた。
ウジオッパはさっきからため息大連発。
WN「本当に面白いwww」
MG「ホシヒョンより顔に出てたよねw」
不甲斐ない…
JS「罰ゲーム、どうする?」ニコッ
『…私だけ受けます…私が負けたし』
そう言うと、ウジオッパが私の頭をクシャッとして
WZ「チームだからお前にだけ罰ゲームさせたらダメだろ。ヒョン、俺も受けます」
ずっきゅん!!!
何そのイケメン!!?待って惚れるよ!!
『ずっきゅん…』
HS「!?…俺も!!俺も受ける!!」
JN「僕も!!僕も受ける!」
『なんでだよ』
JS「んー…ホシとジュニはダメでしょw」
そりゃそうだ
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しらこ(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んでしまいました!パスワードを教えていただきたいです (5月5日 23時) (レス) @page50 id: 017d61e151 (このIDを非表示/違反報告)
濵田妃奈乃(プロフ) - 初めまして!パスワード教えていただきたいです (5月3日 23時) (レス) id: 7d3d26ccae (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - 初めまして!パスワードを教えて頂きたいです。 (4月13日 9時) (レス) id: 19e2b404c4 (このIDを非表示/違反報告)
くく(プロフ) - はじめまして!パスワード教えていただきたいです! (4月13日 1時) (レス) id: 7ba68955da (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - パスワードぜひ教えてください🙇 (4月11日 19時) (レス) @page50 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すい | 作者ホームページ:http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時:2020年1月9日 1時