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『ジス先輩…？』
え…
え？あれ？え？私もしかして幻覚見てる？
いやいやありえないでしょ、流石にぶたれた彼女ほっといて彼女ぶった方の女を追いかけるなんて
ジェントルマンのジス先輩がそんな事するわけ…
JS「ん？」
『私は今ジス先輩が見えています。もしかして幻でしょうか？』
JS「…ふふっ本当にどこまでもバカだね」
キラッキラな笑顔でいつものようにそう言う彼は紛れもなくジス先輩。
私、幻覚の再現度めちゃくちゃ上がってるのかもしれない…
JS「幻ならこうやって触れないよ」
膝に置いていた私の手をそっと握るジス先輩。
確かにそれは暖かくて、今目の前にいるのが私の幻覚なんかじゃなくて、本物だと悟る。
『ぎゃああああああああ！！！』
JS「！？」
ベンチごと後ろにひっくり返る私を見て、またジス先輩は声が出せないほど爆笑している。
あぁ、笑った時の涙袋可愛くて仕方ないなぁ…
じゃなくて！！
『何してるんですか！？なんで彼女放って私のとこ来たんですか！！嬉しいけど！！正直死ぬほど嬉しいけど！！』
JS「…うん、何してるんだろうね。らしくないよね」
………え？
JS「はぁ…僕どうすればいいと思う？」
『私が今1番どうしようか考えてますよ！！ソアン先輩思いっきり引っぱたいたし』
JS「Aは間違ってることしないでしょ。そんなの僕がどうとでもしてあげるよ」
一緒にベンチを起こして、隣に座るジス先輩。
何なんだ。
なんでこんな急に…や、優しくするの…？
正直浮気の申し込みなら受けてしまいそうだ。嘘、流石にそれは無理だけど、それ程までに隣の彼儚く美しいんですけど！？一歩間違えたらチューしかねない()
JS「あのさ…その…」
『ジス先輩、何かおかしいです。なんで急に優しくするんですか…彼女居るのにそういう事されたら期待します。私の場合ジス先輩に彼女居ても年中期待してますけど』
チラッとジス先輩を見つめると、ジス先輩はこちらをじっと見ていた。
い、いや何だかいつもと形勢逆転な気が…
JS「…Aの彼氏はハニなのに…そういう事言っちゃ…」
やっぱり誤解してる…
『違うんです。本当は私ユンジョンハンと付き合ってません。成り行きでそう勘違いされてるだけで…』
JS「……え？だって…え？」
『訳があるんです。その訳は聞かないで欲しいんですけども』
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すい(プロフ) - からあげさんさん» ありがとうございます！ついに動きましたねぇジス先輩！嬉しいお言葉ありがとうございます！最後までよろしくお願いいたします(^^) (2021年2月25日 22時) (
レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - Akoさん» 覚えてますよwwwユンジョンハンのオチをすごく希望してくださってたので記憶に鮮明に残ってますwありがとうございます！最後までよろしくお願いします(^^) (2021年2月25日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 豆粒さん» たくさんのコメントありがとうございます！感想を言ってくださると、こちらもやる気が漲るので感謝して感激であります！あと少しですが、よろしくお願いします(^^) (2021年2月25日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - srさん» ありがとうございます(^^)最近の作者は暇人の極みなので更新めちゃくちゃしてますwこの作品に出会っていただき、温かいコメントもありがとうございます！ (2021年2月25日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
からあげさん(プロフ) - まさかのジス先輩がァァァ！よかったら私と……（殴）とても面白かったです番外編も楽しみにしてます！ (2021年2月25日 17時) (レス) id: ea4b011c8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2021年1月24日 17時
