ヒロインになりたい！【SEVENTEEN】

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『何ですかーーーー！！！ジス先輩！！！』


猛ダッシュでジス先輩の元へ駆け寄る。


JS「あ、いや…用って言うか…」


『なんなりと！！！て言うかジス先輩私の名前知ってたんですね！！』


JS「そりゃあれだけストーカーされたら覚えるでしょw」


久しぶりのジス先輩に笑顔。
可愛い、マッ〇に居たら確実に毎回「スマイルください」ってお願いしたい程きゃわいい…


JS「あの…その…」


『はい！』


JS「ハニと……その……」


『ユンジョンハンがどうかしましたか？』


JS「………ハニ、今どこ行った？」


『ユンジョンハンなら多分私から仕事を奪って体育館行きましたよ？』


JS「そっか……ありがとう」ﾆｺｯ


『ジス先輩のためならお易い御用です！』


ジス先輩はいつもより貼り付けたような笑顔をして体育館へ向かった。

なんだ？


・


・



『ねぇどう思う？ジフナ』


WZ「さぁ」


人が相談しているというのにガン無視のジフナ。
待ちに待ったお昼。ソアン先輩と一緒に居なくていいという開放感から、私は浮かれ過ぎているのかもしれない。


『嫌われてると思う？すっっごい貼り付けた笑顔だっんだよね〜…てかなんでそんな怒ってんの？』


WZ「…何でもない」


見るからにイライラしてるジフナ。
スニョアもヒヤヒヤしながらジフナを見てる。


『ジフナなんでこんなに怒ってんの？』ｺｿｯ


HS「分かんねぇけど、多分お前には怒ってないと思う」ｺｿｯ


誰だい、可愛いジフナを怒らせる輩は。
私が成敗してやりてぇ！！


WZ「おいA」


『おう、なんだ？』


WZ「お前ジョンハニヒョンと付き合ってんの？」


…忘れかけてた設定を掘り起こされる。
あ、それで怒ってんの？


『いや、それは』


WZ「別にお前が幸せならそれでいいけど、俺は……ちゃんとお前の口から先に聞きたかった」


可愛いな、ジフナ。

…じゃなくて、は！？！？


『誰から聞いたの！？！？』


WZ「ソアンさん」


……アイツ、まじで泣かしてやりてぇな。


『あのさ、その事なんだけど…』


事の経緯を説明すれば、ジフナの顔はみるみるうちに怖くなってゆく。


WZ「予想以上にやばいな、あの人」


HS「てかそれジスヒョンも誤解してるってことでしょ？ヤバくない？」


そうなんだよ、やばいんだよ。

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