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『よいっしょ！！』
結局皆すぐに練習を始めたので、マネージャー業が始まる。
夜はカレーを作るらしいけど、昼は弁当を食べるということで顧問が買った弁当を運ぶ。
『おらっ！！』
部員全員分の弁当が入ったダンボールを持って歩く。重いけど分けて運ぶのは時間の無駄だしいっか…
ふらつく足元をなんとか持ち前の男気でキープする。
顧問「キムA、落とすから分けて運べよ〜」
『えぇぇぇ…』
飲み物を運んでいる顧問にそう言われたものの、顧問は分けて運んでない。
………そうなると私だって自分の可能性を確かめてみたくなってしまう。
『いけるいけるいける！！！おらぁぁあ！！』
自分に喝を入れて歩き出す。
フラフラではあるが歩けてはいる。つまり私はソアン先輩より強い。
あと少しで体育館だという時、なぜか床に置いてあった雑巾か何かに躓いた。
ダンボールごと弁当を落としそうになった時、バンッと支えられる体。
視界に入るのは白い金髪
『ぬぉっ！？』
JH「アホか！！分けて運べよお前…」
横からユンジョンハンが助けてくれたので、何とか弁当を逆さにせずに済んだ。
目を見開いて停止していると、途端に手からなくなるダンボール。
『ちょっ！大丈夫だって！運べるから！！』
JH「フラフラしてたクセに何言ってんだよ。てかなんで分けて運ばねぇんだよ…」
『…私の方がソアン先輩より強いって証明したかったもん。可愛さで負けるなら男気で負けたくなかったから』
そう言うと、ユンジョンハンは再び「ばーか」と言ってダンボールを持って歩き出す。
急いでついて行って、箱を奪おうとするけど絶対に返してくれない。
『返せぇぇえええ！！！今休憩中なんでしょ！休めばか！！』
JH「これやって来たら休む」
『これ私の仕事！！わかった、分けて運ぶから置いてって！お願い！』
そうお願いすると、ユンジョンハンは一瞬目を見開いた後にまた朝のように顔をふと逸らした。
朝から何なのこれ。
『ユンジョンハ…』
JH「ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞまじでお前腹立つ」
『ふぎゃっ！！』
首にかけてたタオルを何故か顔面に投げられてユンジョンハンはスタスタと歩いて行ってしまった。
いや確かに腹立つかもしれないけどタオル投げる？軽くいじめだよ？パワハラだ。
JS「A」
『え？』
振り返るとジス先輩。
ん？…え、今ジス先輩に名前呼ばれた私！？！？え！？！？！？ぎゃあ！！！
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すい(プロフ) - からあげさんさん» ありがとうございます！ついに動きましたねぇジス先輩！嬉しいお言葉ありがとうございます！最後までよろしくお願いいたします(^^) (2021年2月25日 22時) (
レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - Akoさん» 覚えてますよwwwユンジョンハンのオチをすごく希望してくださってたので記憶に鮮明に残ってますwありがとうございます！最後までよろしくお願いします(^^) (2021年2月25日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 豆粒さん» たくさんのコメントありがとうございます！感想を言ってくださると、こちらもやる気が漲るので感謝して感激であります！あと少しですが、よろしくお願いします(^^) (2021年2月25日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - srさん» ありがとうございます(^^)最近の作者は暇人の極みなので更新めちゃくちゃしてますwこの作品に出会っていただき、温かいコメントもありがとうございます！ (2021年2月25日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
からあげさん(プロフ) - まさかのジス先輩がァァァ！よかったら私と……（殴）とても面白かったです番外編も楽しみにしてます！ (2021年2月25日 17時) (レス) id: ea4b011c8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2021年1月24日 17時
