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A side
目が覚めると、ユンジョンハンの腕の中で記憶を呼び覚ます。
なんって恥ずかしいとこを…
『ご、ごめん！！』
JH「落ち着いた？」
『あ、う、…うん』
パッとユンジョンハンから離れる。
改めてずっと抱きしめられてたって感じたら途端意識してしまう私はやはり単純単細胞生物。さしづめゾウリムシと言ったところか？
JH「帰るか〜。更衣室行ってこいよ、俺玄関で待ってるし」
『え、いいよ別に送ってくれなくて…1人で帰れる』
JH「暇だから送ってく」
『いいってば』
JH「じゃあお前がジスに馬鹿って言ってたこと言うからな」
『なっ！？！？あんった傷心中の私にそんな事言うか！？！？』
JH「嫌だったら早く着替えて来い」
なんっじゃそら！！！
とは言いつつも急いで更衣室へ向かう。
時間的に今は多分部活が終わった頃くらいだから、下手したら遭遇しちゃうかもだし。
急いで更衣室で着替えて玄関に戻れば、ユンジョンハンが携帯をいじりながら待っていた。
『…待たせたな』
JH「どこの戦隊ヒーローだよw」
1歩前を歩くユンジョンハン。
なんだなんだ、私に同情して優しくしてんのか？
それとも何か企んで…
JH「あ、そう言えば明日からテスト期間じゃん」
『…ｹﾞｯ…マジじゃん』
JH「良かったな、合宿まで部活ないから顔合わせなくて済むじゃん」
『あぁ…うん…まぁ…』
正直かなり助かる。
こんなにテスト期間に感謝したことはない。
『あのさユンジョンハン、なんでそんなに優しくするの？』
JH「…なんとなく」
『なんとなくってどういう事？』
JH「なんとなく。それ以上でもそれ以下でもない」
ユンジョンハンはそれ以上答えなかった。
だから私ももう聞くのはやめた。
JH「家ここ？」
『うん……あの…送ってくれて…ありがとう』
ユンジョンハンに「ありがとう」って言うのはやはり慣れない。
なんか気恥ずかしくて目合わせられないし。
JH「おう」
下を向いてる私の頭を2回ぽんぽんっとするユンジョンハンの手はなんか暖かくて妙な気分だ。
『ユンジョ…』
MG「ヌナー！おかえり！レストラン早く行……え？ぎゃああああヌナが彼氏と家の前にいるーーーーーーー！！！」
母「彼氏ぃぃぃいいいい！？！？！？！？」
最悪だ。
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すい(プロフ) - からあげさんさん» ありがとうございます！ついに動きましたねぇジス先輩！嬉しいお言葉ありがとうございます！最後までよろしくお願いいたします(^^) (2021年2月25日 22時) (
レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - Akoさん» 覚えてますよwwwユンジョンハンのオチをすごく希望してくださってたので記憶に鮮明に残ってますwありがとうございます！最後までよろしくお願いします(^^) (2021年2月25日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 豆粒さん» たくさんのコメントありがとうございます！感想を言ってくださると、こちらもやる気が漲るので感謝して感激であります！あと少しですが、よろしくお願いします(^^) (2021年2月25日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - srさん» ありがとうございます(^^)最近の作者は暇人の極みなので更新めちゃくちゃしてますwこの作品に出会っていただき、温かいコメントもありがとうございます！ (2021年2月25日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
からあげさん(プロフ) - まさかのジス先輩がァァァ！よかったら私と……（殴）とても面白かったです番外編も楽しみにしてます！ (2021年2月25日 17時) (レス) id: ea4b011c8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2021年1月24日 17時
