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部活も終わり、皆がバラバラと帰って行く中私は絶望していた。
『誰よあの女ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙』
JH「誰って…どう見てもマネだろ」
『ジス先輩…私というものがありながら…実家に帰らせてもらおう…』
JH「落ち着け〜お前はただのジスのストーカーだからな〜」
『まぁまぁ、私がジス先輩とラブラブだからって僻むなよユンジョンハン』
JH「どこをどう見たらお前らがラブラブに見えるんだよ」
部活終わり、昨日の如くジス先輩に送ってもらおうとしたら
JS「ごめん、今日は本気で先約あるからハニに送ってもらって」
ってガチトーンで言われた。
流石にガチトーンの時はわがまま言えなくて1人で帰ろうとしたらユンジョンハンに捕まった。
ユンジョンハンが面白がって尾行しようって言い出して私は止めたよ?『え、あんた天才なの?』なんて言ってない。ちゃんと止めたよ?心の中で。
で、尾行したら
ソアン先輩とジス先輩が2人並んで帰って行った。
JH「おら、奢ってやるから泣くなって」
『…はぁ…』
ダメだ、本気で落ち込んでしまいそう。
ユンジョンハンに無理やり連れてこられたファミレス。
JH「…大丈夫か?」
『大丈夫』
大丈夫じゃない。
だって今までこんな事なかった。
なんだかんだ、妹ポジだろうが何だろうがジス先輩は私のお願いを断ることは無い(写真以外)
それは多分本性を見せてくれるほど仲が良いから。
だから勝手に女子の中では私が1番だと思ってた。
JH「え、お前…」
『あはは、馬鹿だね本当に。ジス先輩がモテること分かってるし、ソアン先輩がジス先輩好きなのかも分からないし…そもそも2人は家が近いとかかも知れないし…』
嫌だ。
こんな事で泣きたくない。
『…私はジス先輩のただのストーカーで…ちょっと仲良い後輩で…だからジス先輩の交友関係に口出しする権利もないし…なのに…』
最悪だ
溢れてくる涙と、戸惑うユンジョンハン。
『ごめ…』
JH「ジフナ、スニョア。今どこ?お前らの大事な友達ピンチだからさ、駅前のファミレス来て」
『ちょっ!』
あろう事か急にジフナとスニョアに電話するユンジョンハン。
その後4人席の私と向かい合って座ってたのに何を思ったのか私の隣にドカッと座り直すユンジョンハン。
『な…』
JH「こうすりゃ他の客から見えないだろ」
あぁ、本当に嫌だコイツ。
なんでこんな時に妙に優しくするんだよ
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すい(プロフ) - からあげさんさん» ありがとうございます!ついに動きましたねぇジス先輩!嬉しいお言葉ありがとうございます!最後までよろしくお願いいたします(^^) (2021年2月25日 22時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - Akoさん» 覚えてますよwwwユンジョンハンのオチをすごく希望してくださってたので記憶に鮮明に残ってますwありがとうございます!最後までよろしくお願いします(^^) (2021年2月25日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 豆粒さん» たくさんのコメントありがとうございます!感想を言ってくださると、こちらもやる気が漲るので感謝して感激であります!あと少しですが、よろしくお願いします(^^) (2021年2月25日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - srさん» ありがとうございます(^^)最近の作者は暇人の極みなので更新めちゃくちゃしてますwこの作品に出会っていただき、温かいコメントもありがとうございます! (2021年2月25日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
からあげさん(プロフ) - まさかのジス先輩がァァァ!よかったら私と……(殴)とても面白かったです番外編も楽しみにしてます! (2021年2月25日 17時) (レス) id: ea4b011c8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すい | 作者ホームページ:http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時:2021年1月24日 17時