98話 ページ50
及川side
及「ねぇ、岩ちゃん…俺さAちゃんになんかしたかな」
岩「あ?」
布団の上で体育座りをしている俺は今日Aちゃんに突き飛ばされた理由を岩ちゃんに聞いてみた
俺ほんとうにAちゃんに嫌われちゃった…?
及「もしそうだったら俺耐えらんない!ってか理由聞いてないし、勝手に決めつけちゃ駄目だよね!だよね?!岩ちゃん!」
俺の隣で既に寝ようとしている岩ちゃんに声をかけた。
岩「うるっせぇんだよ!フン川!」
ドゴッという音と共に俺の顔面には枕が投げられた
及「いったぁ!?何すんの岩ちゃん!及川さんの顔に穴でもあいたらどうすんのさ!ってかフンじゃないし!」
岩「良かったな…てか俺は寝る」
「次騒いだら顔面ぶん殴るかんな」という脅しを吐き捨て寝息を立てやがった俺の幼なじみ
及「俺、少し風に当たってくるね」
岩「夜更かししたらぶん殴る」
及「してもしなくても殴ってるけどね?!」
寝るとか言っといて寝てないじゃん!と思いながらも俺は部屋の扉を開けて自動販売機の前を歩いていたらAちゃんが走って俺の方に向かってきた
及「!…Aちゃん?!」
髪の毛下ろしてるAちゃんめっちゃ可愛い好きだわ…って、突き飛ばされてんのに何言ってんだろ俺…
あ「え?お、いかわ…さん?」
俯いてたからAちゃんがどんな顔をしていたかなんてよく見えなかったから今俺の名前を呼んで上を向いたらAちゃんの目から涙が零れていた
俺はそんなAちゃんを見て慌ててしまい、どうすればいいのか分かんなくなった。抱きしめたくても、
"離してください!"
あのことが過ぎってしまって今俺は躊躇してしまってる
必死に泣いている事を隠そうと手で顔を覆っているAちゃんを見ていられず俺は 今だけ許してねと心の中で思いながら俺は優しくAちゃんを抱きしめた。
及「大丈夫、だいじょーぶ」
俺の腕の中ですすり泣くAちゃんに一体誰が泣かせたのかと俺は怒りを覚えた
俺はAちゃんが泣き止むまでAちゃんの頭を優しく撫で続けた。
及「Aちゃん落ち着いたかな?」
近くにあった椅子に座らせてAちゃんの前にしゃがんで少しでも安心して欲しくて俺は手を握った。
及「…」
あ「あのっ」
及「ん?」
弱々しく話すAちゃんに俺は優しく聞き返す
あ「ごめんな…さいっ」
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もも(プロフ) - 琴音さん» わぁぁああ!とても嬉しいお言葉ありがとうございます🥹期待に応えられるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します!! (2022年10月30日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - このお話大好きすぎて他の小説見ていても気付いたらこの小説になっているほど大好きな話です!6の更新応援してます‼️‼️お仕事頑張って下さい。息抜きも大切ですよ! (2022年10月30日 12時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» そんなに見て頂いてるんですね!嬉しいです!土日に更新できるかと思いますので楽しみにしていてください! (2022年4月22日 8時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト(プロフ) - ももさん» もも様!こちらこそ返信頂いて嬉しいです!もう繰り返し3周くらい読んでいますが←、本当に面白いですね!忙しい中だとは思いますが続き待っていますね!😊 (2022年4月20日 22時) (レス) id: 35e0137ada (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!!!今後も頑張りますのでよろしくお願い致します! (2022年4月20日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年3月6日 21時