54話 ページ5
松｢へ〜なるほどね。だから今日お前俺に見ちゃだめだかんねって言ってたのね｣
納得した顔をしている松川さんと意味がわからない私だった
及｢もー！何で来る時及川さんに連絡しなかったの？！｣
あ｢え、だって言われてませんし…｣
及｢え、俺AちゃんにLINEしたよ？｣
そう言われてLINEを開いてみると…
"今日も来てね！待ってる♡"
"あ、来る時絶対に及川さんに言ってね！"
というLINEが来ていたことを私は知らずに来てしまっていた
あ｢すみません、気づきませんでした｣
松｢うわ、うっざ。お前毎日こんな事送ってんのかよ｣
流石に引くわ…と苦笑している松川さんに私もですと言いたい所だったが本人を目の前にしてそんな事は言えなかった
及｢別にいいでしょー！ってか早く練習すんべ！｣
松｢へーい｣
及｢今日一緒に帰ろうね！Aちゃん！｣
嬉しそうな顔で私を見るから不覚にもときめいてしまった自分がいた
あ｢っ、はい｣
ギャラリーに上がろうとすると国見君に会ってしまった
国｢…｣
何故か私を凝視してくる
あ｢…｣
国見くん、背が高いからすごい見下ろされてる…
なにか声をかけた方がいいかなと思った私は咄嗟に出た言葉がこれだった
あ｢え、えっと、部活頑張ってね！｣
そそくさと階段を上がろうとすると右腕を捕まれその場を退出できなかった
あ｢え？｣
右腕を掴まれたまま私を見てやっと口を開いた国見くん
国｢俺はそっちの方がいいと思います｣
それだけ言うと右腕を離して、練習に戻って行った国見くん…
あ｢…え？｣
何だったんだ一体…
何かやらかしたかと思った…
そっちの方がいいって何が…？もしかして私が前より雰囲気変わったから？褒めてくれたのかな…？
謎行動の国見くんに訳が分からなかったままギャラリーで及川さん達の練習を見ていた
あ｢相変わらず及川さんのサーブは強烈だな｣
椅子に座りながら練習を見ていた時、携帯が鳴った
あ｢誰だろ…｣
携帯を見ると従姉妹の鉄くんだった。
花菜には言ったけど、私には東京に住んでいる黒尾鉄朗くんと従姉妹なんです。
とても面倒見が良くて困った時は助けてくれる頼りのある鉄くんなんです
あ｢…鉄くん？｣
私がそう聞くと、鉄くんが答えた
黒『そー。俺』
私が座っている席は女の子が近くにいない為そこまでうるさくなかったのでそのままそこで話すことにした
あ｢どーしたの？｣
黒『元気にしてっかなーって思って』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 350人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もも(プロフ) - 琴音さん» わぁぁああ！とても嬉しいお言葉ありがとうございます🥹期待に応えられるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します！！ (2022年10月30日 17時) (
レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - このお話大好きすぎて他の小説見ていても気付いたらこの小説になっているほど大好きな話です！６の更新応援してます‼️‼️お仕事頑張って下さい。息抜きも大切ですよ！ (2022年10月30日 12時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» そんなに見て頂いてるんですね！嬉しいです！土日に更新できるかと思いますので楽しみにしていてください！ (2022年4月22日 8時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト(プロフ) - ももさん» もも様！こちらこそ返信頂いて嬉しいです！もう繰り返し3周くらい読んでいますが←、本当に面白いですね！忙しい中だとは思いますが続き待っていますね！😊 (2022年4月20日 22時) (レス) id: 35e0137ada (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！！！今後も頑張りますのでよろしくお願い致します！ (2022年4月20日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もも | 作成日時：2022年3月6日 21時
