87話 ページ38
あ「え、無理だよ」
この合宿中関わらないって決めたんだから…あんな喧嘩に入り込んだら絶対に殺されるに違いないと思ったら北さんが動き出した
角「あれは双子終わったな」
北さんが宮ツインズの前に立つと「侑、治」と圧のある声だけで宮ツインズ達は肩をびくつかせ段々と顔色が青白くなっていった
北「喧嘩するなら外でやれや。ここにおっても邪魔なだけや」
角「本日5回目の正論パンチ」
ボソッと私に聞こえるように教えてくれた角名くんは楽しそうに宮ツインズが怒られる所を見ていた
〜夜ご飯〜
何やかんやで宮ツインズはあれからすごい集中してご飯作りに励んでくれたお陰であっという間にカレーが出来上がった
北「すまんかったな、双子が喧嘩しよって」
あ「いえ!寧ろありがとうございました!とても助かりました」
北「ええねん。人数多い方が早く終わるしな。それに、1人で全部やる方が大変やろ」
そんな温かみのある言葉に私は感動してしまいまた「ありがとうございます!」と伝えた
矢「望月、全部1人で作らせて悪かった」
「ごめん」と青城の皆と練習を終えた矢巾君が食堂にやってきた
あ「大丈夫だよ!稲荷崎の人達が手伝ってくれたから!」
矢「あ、だからか」
あ「え?」
矢「いや、せっかくの合宿だし稲荷崎と3対3やってたんだけど練習試合してる時より人居ねぇなと思ってたから」
あ「そうだったんだ…あ、今日の夜ご飯カレーだよ!いっぱい食べてね!」
だからあの時来てくれたのが宮ツインズと角名くんに北さんだったんだ
あ…宮ツインズと角名くんにお礼をまだ言えていなかった…
どうしよう…どう声をかければいいのか分からない
だってヤンキーだし…
あ!角名くんならまだ声掛けやすいかも!
そう思った私はお盆を持った角名くんに声をかけた
あ「す、角名くん」
私の声に反応して「あ、望月さんだ」とこたえてくれる
角「なに、どうしたの?」
あ「えと、あの、そのっ」
角「もしかして料理できる俺に惚れたとか?」
あ「え?!いや、…違くて、その、手伝ってくれてありがとう」
突然「惚れたとか?」って聞かれた時はびっくりして声が裏返ってしまったのが恥ずかしかったのは気にせず角名くんとの会話を進めた
角「あー、全然いーよ」
あ「うん…あ、それだけ伝えたかっただけだから」
「じゃあまたね」と去ろうとしたら左手を捕まれ帰れなかった。
あ「角名くん?」
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もも(プロフ) - 琴音さん» わぁぁああ!とても嬉しいお言葉ありがとうございます🥹期待に応えられるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します!! (2022年10月30日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - このお話大好きすぎて他の小説見ていても気付いたらこの小説になっているほど大好きな話です!6の更新応援してます‼️‼️お仕事頑張って下さい。息抜きも大切ですよ! (2022年10月30日 12時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» そんなに見て頂いてるんですね!嬉しいです!土日に更新できるかと思いますので楽しみにしていてください! (2022年4月22日 8時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト(プロフ) - ももさん» もも様!こちらこそ返信頂いて嬉しいです!もう繰り返し3周くらい読んでいますが←、本当に面白いですね!忙しい中だとは思いますが続き待っていますね!😊 (2022年4月20日 22時) (レス) id: 35e0137ada (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!!!今後も頑張りますのでよろしくお願い致します! (2022年4月20日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年3月6日 21時