81話 ページ32
俺は思わずAちゃんに抱き着いてしまった。それも結構な強さで…
来てくれた事が嬉しくて嬉しくて俺は絶対にAちゃんと隣でバスに乗ろうと思ったから乗る前に手を繋いだらAちゃん不思議そうな顔して俺の事見てたからめちゃくちゃその顔が可愛かった。
及「お前ら、さっきからうるさい!Aちゃんが寝そうなんだから静かにしてよね!」
俺とAちゃんが隣同士でこれから頭ごっつんこして一緒にお休みタイムをしようかな〜なんて思ってたら後ろにいる2人が俺だけに聞こえるようにおねぇ口調であの茶番をやっていた
花「あら〜徹ちゃん、起こしたかしら〜?」
松「や〜ね〜、早く寝ないとお肌カサカサになっちゃうわよ〜?」
及「マッキーとまっつん達も早く寝ないとね?!」
「ってか及川さんはいつもお肌スベスベだからへー気なの!」と言い返す
花「なぁ、お前合宿終わってすぐにインハイ予選始まったらその後忙しくなんだぞ?」
及「…へ?」
マッキーの真面目な話に俺はすっとんきょな声が出た
花「はぁ…これだからイケメンは何考えてるか分かんねぇよ」
及「え、何、なんなの?」
松「花巻が言いたいのは、いつAちゃんに告白するんだって聞いてんだよ」
どストレートに言うまっつんに俺は押し黙った
花「お前のAちゃん好き好き猛アプローチなんてこの部活にいる全員知ってんだよ」
松「あからさまのあのアプローチに何とも思わないAちゃん強者だわ笑」
及「お前らに知られてるのは別にいいけど、そこは笑うとこじゃないからね?!」
多分Aちゃんは俺がどんなに猛アプローチしてもなんとも思ってないのかもしれない、けど俺なりに俺の事をもっと意識してもらえるように頑張ってる
松「俺ら今年受験生って事忘れんなよ?」
花「アオハルなんて一瞬で過ぎ去っちまうんだからさ」
松「効率よく使いなさいよ」
「じゃあおやすみ〜」とマッキーとまっつんは俺より先に寝てしまった
前を振り返ると既に窓に頭を預けていたAちゃんの頭を俺の方に寄せて楽な体制で寝させてあげた
あ、髪の毛めちゃくちゃいい匂い…すっごい俺の好きな匂いなんだけど…って俺変態か
及「告白ってそう簡単にできるもんじゃないんだよね」
前に向き直り、俺はAちゃんの方を見ると既に夢の中だった。
Aちゃんが寒くないように俺のジャージを肩にかけて俺も一緒に眠りについた
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もも(プロフ) - 琴音さん» わぁぁああ!とても嬉しいお言葉ありがとうございます🥹期待に応えられるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します!! (2022年10月30日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - このお話大好きすぎて他の小説見ていても気付いたらこの小説になっているほど大好きな話です!6の更新応援してます‼️‼️お仕事頑張って下さい。息抜きも大切ですよ! (2022年10月30日 12時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» そんなに見て頂いてるんですね!嬉しいです!土日に更新できるかと思いますので楽しみにしていてください! (2022年4月22日 8時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト(プロフ) - ももさん» もも様!こちらこそ返信頂いて嬉しいです!もう繰り返し3周くらい読んでいますが←、本当に面白いですね!忙しい中だとは思いますが続き待っていますね!😊 (2022年4月20日 22時) (レス) id: 35e0137ada (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!!!今後も頑張りますのでよろしくお願い致します! (2022年4月20日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年3月6日 21時