77話 ページ28
あ「そ、そうなんだ」
机から身を乗り出して花菜が食べていたチョココロネのチョコが花菜が強く握りしめたせいでチョコが溢れ出てきた
花「あ、やば」
溢れ出したチョコを慌てて阻止して花菜が美味しそうにチョココロネを頬張っていた
あ「でもね、私が会ったのは小さい時だったから多分向こうも私の事なんて覚えてないと思う」
私も覚えてないしね
花「わっかんないかもよ〜?もしかしたらこんな可愛くなったAを見て惚れるかもよ?」
あ「花菜の方が可愛い」
花「私可愛いって言われるよりかっこいいって言われる方が好きなんだよね」
なんてドヤ顔で言ってくるから多分どっちを言われても嬉しいんだろうなって思った
花「で、合宿いつやんの?」
あ「来週の4日間の休みにやるみたい」
花「え、すぐじゃん!及川さんと一緒に居られるチャンスじゃない?」
あんなに毛嫌いしていた花菜が楽しそうに及川さんの事を話すなんて今日は台風でも来るのかななんて思った
花「楽しんできなよ?合宿」
あ「う、うん」
〜帰宅〜
午後の部活は朝より少しハードで今日はチームでの練習試合を行ったからドリンクが減るのが早くて終始走りっぱなしだったからとても疲れてしまいそのまま自室のベッドで寝ようかと思ったらお母さんに呼び止められた
母「おかえり〜。疲れてる所ごめんね?ちょっと話とかなきゃと思って」
あ「うん、ただいま。大丈夫だよ、私も聞きたいことあるし」
「話って何?」と私が聞くとお母さんに座ってと言われたので私は座った
母「今度兵庫に行く時にこれ持ってってくれる?」
今度兵庫に行く時?え?まさかお母さん分かってたの?私が合宿ある事…?
あ「行く時って、私が来週合宿ある事知ってたの?」
母「知ってた!」
宮ツインズのお母さんとも仲がよろしいお母さんはLINEでのやり取りをしていた時に丁度合宿の話が出たらしい
母「合宿の時でいいから双子ちゃんに菓子折り渡してくれる?」
あ「え、私が?」
母「他に誰がいるのよ。私は家で仕事あるし家事あるし」
そういう時だけ何かと理由つけて都合を悪くしてくるお母さん
あ「分かった」
母「よろしくね〜!で、Aちゃんの聞きたいことって何?」
あ「あー、私ってさ兵庫にどれくらい居たの?」
多分1日しか会ってないと思ってたけどお母さんの次の言葉に驚いた
母「Aちゃんが4歳の時だったから、えっとね〜…3年くらいかしら?」
あ「さ、…3年?!」
350人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もも(プロフ) - 琴音さん» わぁぁああ!とても嬉しいお言葉ありがとうございます🥹期待に応えられるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します!! (2022年10月30日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - このお話大好きすぎて他の小説見ていても気付いたらこの小説になっているほど大好きな話です!6の更新応援してます‼️‼️お仕事頑張って下さい。息抜きも大切ですよ! (2022年10月30日 12時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» そんなに見て頂いてるんですね!嬉しいです!土日に更新できるかと思いますので楽しみにしていてください! (2022年4月22日 8時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト(プロフ) - ももさん» もも様!こちらこそ返信頂いて嬉しいです!もう繰り返し3周くらい読んでいますが←、本当に面白いですね!忙しい中だとは思いますが続き待っていますね!😊 (2022年4月20日 22時) (レス) id: 35e0137ada (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!!!今後も頑張りますのでよろしくお願い致します! (2022年4月20日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もも | 作成日時:2022年3月6日 21時