74話 ページ25
私side
昨日は及川さんと、花菜と一緒に駅の近くにあるお店に行って色々な物を見たり買ったりしたのが私にとって久しぶりで、とても楽しかった
朝起きると、昨日買った薄いピンク色の時計に目をやる
あ「もう6時か」
2度寝をしようと思ったが今日から部活だったと思い、急いで階段を降りた
母「あ、Aちゃんおはよ〜」
朝からエプロンを付けてキッチンからとてもいい匂いが私の鼻をくすぐる
あ「何作ってるの?」
母「今日の朝ごはんは、フレンチトースト!」
しかも!メープルシロップもあるのよ〜!と朝からテンションが高い私のお母さん
因みに私のお母さんのご飯は本当に美味しい。その中でも私の好きなフレンチトーストを今日はお母さんが作ってくれた
あ「ん〜!いい匂い!早く食べたい」
母「はいはい、顔洗ってきなさい」
そう言われ私は洗面所へと向かい、丁度いい温度で顔を洗った
母「あ、そう言えばさ覚えてる?」
洗面所から戻るとお母さんが私に問い掛けてきた
母「お父さん今兵庫に転勤してるじゃない?」
あ「うん」
私のお父さんは、元々関西人で仕事も兵庫でやっている。前まではこっちで仕事してたんだけど兵庫に転勤になっちゃって全然会えていない
母「お父さんの知り合いの人なんだけどね、その人に息子さんがいるらしくてさ〜!しかも超イケメンなのよ〜!」
朝からテーブルにお玉をばんばん叩きつけながら頬を染めている私のお母さん
誰か突っ込んで欲しい
あ「お母さん、お玉壊れるよ」
そんな私の話を無視して話を続けるお母さんに呆れながらも話を聞く私は偉いのでは?
母「多分Aちゃんも会ったことあると思うけど…覚えてないかしら?」
甘いココアを飲んでいるとそんなことを言い出すお母さんを見て驚く
母「まぁでも小さい時だったから覚えてないわよね〜」
お玉を持ちながら戸棚をごそごそと何かを探しているのか一枚の写真を私に見せてきた
母「あった!この写真!」
見てみて〜と懐かしそうに一枚の写真を私に見せてきたので見てみるとそこには
あ「え、誰」
写真を見てもピンとこなさ過ぎて本当にこんな人達と出会っていたのだろうかと疑いたくなってしまうけど、その人達の真ん中で笑っているのは紛れもない私だったから会ったことはあるのかもしれない
あ「え、この人達同じ顔してるよね」
母「そうなの、この子達双子なのよ〜!」
今は凄いイケメンなんですって!とお玉をぶんぶん縦に振る
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もも(プロフ) - 琴音さん» わぁぁああ!とても嬉しいお言葉ありがとうございます🥹期待に応えられるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します!! (2022年10月30日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - このお話大好きすぎて他の小説見ていても気付いたらこの小説になっているほど大好きな話です!6の更新応援してます‼️‼️お仕事頑張って下さい。息抜きも大切ですよ! (2022年10月30日 12時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» そんなに見て頂いてるんですね!嬉しいです!土日に更新できるかと思いますので楽しみにしていてください! (2022年4月22日 8時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト(プロフ) - ももさん» もも様!こちらこそ返信頂いて嬉しいです!もう繰り返し3周くらい読んでいますが←、本当に面白いですね!忙しい中だとは思いますが続き待っていますね!😊 (2022年4月20日 22時) (レス) id: 35e0137ada (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!!!今後も頑張りますのでよろしくお願い致します! (2022年4月20日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年3月6日 21時