72話 ページ23
及「え、急にどうしたの」
花「いいから早く答えて下さい」
どうせ及川さんも遊びなんでしょ?そーやって可愛いとか、好きとか言っときながらいらなくなったら捨てちゃうんでしょ?そんなのもう私は見たくないっ、傷つくAを二度と見たくない
及「うーん」
お店の中で楽しそうに品物を見ているAを優しく見ながらこう応えた
花「…」
及「Aちゃんってさ、可愛いんだよね」
花「は?私が聞いてるのは本気かどうかでっ、」
及「うん」
やっぱり、この人もそうなんだ…遊びだったんだ…Aのことそういう目で見てたんだっ、
及「この間のさ、烏野との練習試合の時俺が不在の中Aちゃんは仲間の為に不慣れなはずだったのにさ…しかも制服でマネージャーやってたんだよね」
夕立ちの空を見上げながら嬉しそうに話す及川さん
花「Aは、困ってる人とか放っておけないんです」
及「うん、知ってる…花菜ちゃんが俺に本気かどうか聞いたのはさ、俺がAちゃんに対して遊び半分だって思ってるから?」
普段おちゃらけてるイメージしかないし、ふざけてる所しか見たことないから及川さんの目的が私には分からない
花「そうだって言ったら及川さんは笑いますかっ」
及「笑わないよ」
花「え」
及「だって、花菜ちゃんがAちゃんの事大事にしてるの及川さん知ってるもん」
優しく笑ってくれる及川さん
あ、Aはこういう所に惹かれてんのかなって嫌なくらいわかってしまう
及「本気かどうかって聞かれてもな…多分ね、一目惚れかもしんない」
花「…!」
及「いっつもはさ、あんまり笑わないのに急に笑う所とかさ、俺を呼ぶ時のAちゃんの顔見ると俺、元気になれるんだよね」
頬を緩めて幸せそうにそう話す及川さんを見て私は少し安心してしまった…
及「そういう所ひっくるめてAちゃんの事好き…かな」
最後の方は頬を赤らめながら段々と声が小さくなっていく及川さんに私はくすっと笑う
花「…良かった」
及「え?」
花「及川さんはAの元彼とは違う人であって欲しいなって思ってたので」
及「…」
花「その答えが聞けて良かったです。じゃあ私はあっちの方見たいので行きますね」
及川side
花「及川さんって、Aの事本気なんですか?」
お店の中に入ったら花菜ちゃんに俺の服を引っ張られAちゃんとのいちゃいちゃは阻止されてしまい、真剣な顔で俺に聞いてきた花菜ちゃん
350人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もも(プロフ) - 琴音さん» わぁぁああ!とても嬉しいお言葉ありがとうございます🥹期待に応えられるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します!! (2022年10月30日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - このお話大好きすぎて他の小説見ていても気付いたらこの小説になっているほど大好きな話です!6の更新応援してます‼️‼️お仕事頑張って下さい。息抜きも大切ですよ! (2022年10月30日 12時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» そんなに見て頂いてるんですね!嬉しいです!土日に更新できるかと思いますので楽しみにしていてください! (2022年4月22日 8時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト(プロフ) - ももさん» もも様!こちらこそ返信頂いて嬉しいです!もう繰り返し3周くらい読んでいますが←、本当に面白いですね!忙しい中だとは思いますが続き待っていますね!😊 (2022年4月20日 22時) (レス) id: 35e0137ada (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!!!今後も頑張りますのでよろしくお願い致します! (2022年4月20日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もも | 作成日時:2022年3月6日 21時