70話 ページ21
"ねぇ、あの2人釣り合ってないのになんで付き合ってんの?"
あの時の中学の事が蘇ってしまう…
花「あ、その店私知ってるので3人で帰りません?」
あ「…っ」
及「え、俺はAちゃんと2人きりで帰りたかったんだけど?ってか俺可愛い店しか言ってないよね?!店の場所なんて俺教えてないんだけど!!」
花「あー、うるさ…店の場所なんてどうでもいいわ。あなた何するか分からないんで見張り役として私もご一緒させてもらいます」
及「今及川さんにうるさって言った?!え、言ったよね?!ってかそこは普通、雰囲気察して花菜ちゃんは先に帰るところでしょ?!」
花「は?勝手な妄想しないでくれません?気持ち悪いんですけどほんと頭お花畑ですよね」
及「は〜?何言ってるか及川さんは分かりませーん」
花「ほんと低レベルな返ししか出来ないから彼女に振られるんですよ」
及「ちょ、今それは関係ないでしょ?!ってか何で知ってんの?!」
花「花巻さんが教えてくれましたけど何か?」
及「マッキー!マジでっ、もー!!」
花「何ですかそれ牛でも呼んでるんですか?学校で牛呼ぶとか辞めてください」
及「もうヤダこの子!ほんとに嫌い!」
花「私は大嫌いです」
あ「ぷっ」
堪らず2人のやり取りを見ていた私は笑ってしまった
及「Aちゃん笑ってるし!花菜ちゃんのせいだかんね!」
花「人のせいにするとかほんと性格くそですね。A、こんな奴ほっといて私と2人きりでお店行こ」
あ「え、3人で行こうよ」
及「っしゃあ!!さすがスーパーヒーローだわ俺」
花「は?クソ野郎の間違えなんじゃないんですか?」
及「はーん、そんな生意気な口聞いてられるのも今のうちだかんねーだ」
花「ここからこの店近いけどAはどこ行きたい?」
あ「え、あ、私はどこでもいいよ?」
及川さんめちゃくちゃ無視されてるんだけど…いいのかな
及「無視しないで!流石に泣くよ?!俺!」
花「じゃあさ、この店なんてどう?アクセサリーいっぱいあるしレジンで作った小物とか色々あるし」
あ「あ、その店知ってる。ちょっと気になってたんだよね」
花「じゃあ行こっか!」
先陣切って先に教室を出てしまった花菜はとても楽しそうだった
あ「及川さん、行きましょ…?」
何故か分からないが今は及川さんの顔をちゃんと見れる
及「じゃあ手繋いでよ」
あ「え」
花菜に罵倒されていた及川さんが拗ねた顔をして私に手を差し出してきた
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もも(プロフ) - 琴音さん» わぁぁああ!とても嬉しいお言葉ありがとうございます🥹期待に応えられるよう頑張りますので今後もよろしくお願い致します!! (2022年10月30日 17時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - このお話大好きすぎて他の小説見ていても気付いたらこの小説になっているほど大好きな話です!6の更新応援してます‼️‼️お仕事頑張って下さい。息抜きも大切ですよ! (2022年10月30日 12時) (レス) id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» そんなに見て頂いてるんですね!嬉しいです!土日に更新できるかと思いますので楽しみにしていてください! (2022年4月22日 8時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
ネイト(プロフ) - ももさん» もも様!こちらこそ返信頂いて嬉しいです!もう繰り返し3周くらい読んでいますが←、本当に面白いですね!忙しい中だとは思いますが続き待っていますね!😊 (2022年4月20日 22時) (レス) id: 35e0137ada (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ネイトさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです!!!今後も頑張りますのでよろしくお願い致します! (2022年4月20日 13時) (レス) id: 929ea69494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もも | 作成日時:2022年3月6日 21時