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敦『はぁっ…………はっ……!』
やっぱりだ。夢の中にあった時と、同じ道で助かった。この先には────
敦『────え?』
ソア『あら!敦じゃない!久しぶりね。何年ぶりかしら』
敦『…………ソア、Aさんは……』
ソア『え?あぁ、Aね。そういえば会ってなかったものね。死んだわよ』
敦『え────?』
ソア『知らなかったの?まぁ、それもそうね。そういえば最近、お客様が大勢来たのよ』
敦(あの被害者達のことか……!)
ソア『でもあなたはいなかったわね。残念だったわ、でもこうして会えたわね、敦』
敦『ちょっと待って!Aさんが死んだって、どういうこと……?!』
ソア『ちょっ、落ち着きなさい、敦。何も死んだって、魂が消えたわけじゃないわよ』
敦『どういうこと?』
ソア『え?あなた、拝啓タイガービートルと古のカフカを読んだんでしょ?』
敦『もちろん読んだ!あの本には、病にかかった女性とか────』
ソア『そう。それよ』
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作者名:AiRA | 作成日時:2018年3月14日 13時