女子力磨けば？【Sou】

◆ ページ13

「奏、遅いなぁ〜」

冷ましてくるついでにトイレでも行ったか？ｗ

まぁいいや。時間は限られてないし気長に待っとこ

「眠いなぁ」

さっきも言ったけど屋上は気持ちよくて

すぐ眠くなる…

「ふわぁぁ、」

そ「何？眠いの？」

「ぅわっ！！びっくりした〜後ろから来られるのまじビビる」

そ「どうしたの急に女子高生みたいな喋り方して」

「女子高生ですけど」

そ「眠いなら寝れば？」

「ん〜やだ〜」

そ「なんでよ」

「暇だから」

そ「寝ればいいじゃん？」

「やだ」

そ「は？」

「ってか戻ってくるの遅かったね」

そ「そう？そんなに遅かった？」

「うん。何してたん」

そ「え、普通に顔洗ってた」

「遅くね」

そ「悪かったな。」

「許してやろう」

そ「何様だよｗ」


他愛のない話で潰れる時間

やばい、眠い。

そ「……寝たら？ｗ」

「……やだ」

そ「目がとろんってしてるｗ」

「してないもん」

そ「可愛げ無いなぁ」

「すみませんね」

こういう時にもからかってくるとか

そ「はぁ、」

「わ、」

頭がぐいーっと奏の方へ寄せ付けられたと思えば、
そのまま奏の膝の上に優しく落とされた

そ「起こすから、おやすみ」

おでこに当たっている奏の水で冷えたひんやりとした手が気持ちよくて

「……おやすみ、」

結局そのまま寝てしまった








そ「可愛いとか思ったら負けだ………」

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