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はじめside
そういや、俺が病院に行った時もマスクしてたよな。
「「部長?いや、そうと決まったわけじゃ…。」」
《じゃ、謎は解けたのか?真相は?》
「「いや、それはまだ。」」
《チクショ〜!何故俺を連れていかないんだ!》
部長そういうの好きだもんな…にしても、電話の向こうで悔しがんないでよ。
《台風が収まったらすぐ行くから。気を付けろよ、お前ら。》
「「わかってる。」」
《それに、Aのこと守ってやれよ。》
「大丈夫、コイツは俺が守るから。」
「はじめちゃん!!」
Aの頭を優しく撫でた。
おっさんも、Aにはホント甘いもんな。笑
《はじめ、A。死んだりするなよ。》
「「大丈夫だよ。じゃあなおっさん/ね剣持さん。」」
よし、おっさんに伝えたし。
「A、椎名さんをあの梁から俺、降ろしてやりたいんだ。」
「わかってるよ、はじめちゃん。私も行く。」
「Aはまだ休んでろよ。」
「もう大丈夫。はじめちゃんが傍に居てくれたから。」
「じゃあ約束な?ほんとにまた辛くなったら、すぐに言って?」
「うん、わかった。」
Aと約束をし、椎名さんを降ろすためにまず、
新谷さんの所へハシゴを仮に外に出た。
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作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年3月7日 20時