▽ ページ14
はじめside
あ〜…もう俺終わった…俺の人生終わった。
「はぁ〜。こんな所まで撮ってんじゃねぇよ!」
「こ…これも思い出ですからね。」
「そう、思い出ね!」
「二人とも肩で笑うのやめろ。」
料理を運んでる最中もAと仲直りする方法をずっと考えてた。
今までも喧嘩はしてたりはしたけど、美雪が間に居たりしたからなぁ。
「ねぇ、バイト。ちょっと森村、呼んでこい。」
「あ、私行ってきます。」
・
はじめちゃんが何か話したそうにしてたけど、知らないもんね。
加藤さんははじめちゃんに言ってたけど私が先に森村さんを部屋まで呼びに行く。
「紅葉。"ばすいもく"。馬、酔っちゃダメだよね。
フラフラしちゃうしね?笑」
…って、一人で何言ってんだ私。
「森村さん!朝ごはんですよ!」
森村さんの部屋に入ると誰も居ない。
「森村が部屋に居ない?」
「はい。」
「とにかく、みんなで手分けして捜しましょう。」
「えぇ〜この風の中?」
「めんどくせぇな〜。バイト君達、捜して来てくんない?」
「「はい。」」
「私も行く。」
川崎先生とはじめちゃん、美雪ちゃんと佐木くんで、
森村さんを建物の外を捜すことになったけど…風強っ。
83人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:反町ゆうり | 作成日時:2022年3月7日 20時