降誕祭 ページ30
「わぁ!とっても可愛いです!」
鴎外はAに首飾りを渡した。それは、降誕祭の
「気に入って貰えて何よりだよ。」
早速Aは首飾りを身につけた。真ん中に小さなダイヤがついているシンプルなデザイン。身につけたAの姿は愛らしく、一層華やかに見えた。
「とっても可愛いわ!リンタロウが何時間も悩んだかいがあったわね!」
「ちょっとエリスちゃん!?」
何日も前から、鴎外は悩んでいた。
エリスの好みに任せようとしたが、幼いデザインでAの年相応でなかった。(なのでエリスに贈物した。)
かと言ってダイヤをふんだんに使った首飾りは、『申し訳ないです!』と受け取ってくれないだろう。
どれが1番彼女を輝かせるだろうか。それだけを考えて、購入した。
「でも…すみません。まだ私、ちゃんと
「構わないよ。私は君からの
「そ、そうですか…」
途端、Aが何やら緊張し始めた。何かを迷っているようだ。
覚悟決めたのか、鴎外の胸の辺りに頭を近づけた。抱きしめれば良いのかと考え、鴎外はAの背中に手を回した。
「あ、あの…ありきたりかもしれないんですけど…」
Aの声から緊張が伝わってくる。期待に鴎外も胸が高鳴り出す。
Aは深呼吸をした。
「わ、わわわ私じゃダメ………でしょうか。」
上目遣い。色付いた頬。Aの匂い。心臓の音。瞬きの回数を増やしながらAの顔を見つめた。
_ワタシジャダメデショウカ……???
思考が停止した。
(この間わずか1秒)
「うん!これは素晴らしい
(Aは大胆だねぇ全く。)」
鴎外はAを軽々と抱き上げた。そして執務室から飛び出し、鴎外の秘密の部屋へと連れ込む。
「え…?!ここどこですか?!?!」
「私の秘密の部屋さ。主に徹夜明けに寝たりカップ麺を食べる時に使用するね……」
寝台にAを寝転がせ、馬乗りになる。
「私の
鴎外の目付きが変わる。
長い長い、降誕祭の夜が始まる_____
____
普段1話作るのに1時間以上かかるのに15分で書いたため我に返って恥ずかしくなったら消します!!!!
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あとり(プロフ) - さらささん» ありがとうございます;;ちょっぴり苦いお話にしちゃってすみません;私の確認不足でした… あああ本当ですか!嬉しいです……!!これからも精進して参ります! (2019年12月15日 19時) (レス) id: e8ffd9f451 (このIDを非表示/違反報告)
さらさ - すてきな話をありがとうございます 森さんも夢主ちゃんもお互いに想いあっているみたいだけど色んな思いが交差してもう一歩踏み出せない感じですね リアル感があってとてもいいです いやあ 作者様の文才がうらやましいです これからも無理のない様に頑張って下さい (2019年12月13日 15時) (レス) id: a0220cc930 (このIDを非表示/違反報告)
あとり(プロフ) - 白しらすさん» ありがとうございます!!とても嬉しいです…! (2019年10月26日 17時) (レス) id: e8ffd9f451 (このIDを非表示/違反報告)
白しらす(プロフ) - ( ゚∀゚):∵グハッ!!かわいい...かわいいぞここの森さん!!!!!好き!!!!!! (2019年10月25日 1時) (レス) id: 71d6bb7d16 (このIDを非表示/違反報告)
あとり(プロフ) - 凛さん» ああああありがとうございます;;上手くかけてるかとても心配だったので嬉しいです;;こちらこそリクエストありがとうございました! (2019年10月18日 21時) (レス) id: e8ffd9f451 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あとり | 作成日時:2019年6月16日 23時