珈琲 1* ページ26
※現パロ※色々捏造
ある晴れた日のこと。
Aは友人達と別れ、教授のいる部屋へと向かった。
ノックは3回。深呼吸した後、失礼します、とドアを開けた。机上に資料を山積みにしている、真剣な表情をした男が座って珈琲を嗜んでいる。
「あぁ、来てくれたんだね。」
真剣な表情とは打って変わり、明るい笑顔が飛んできた。ここに来る度、教授のギャップに胸が高鳴る。
「こんにちは、森教授。」
「君も珈琲、飲むかい?」
「はい、頂きます。」
「分かった。さ、そこに座って。」
ふふ、と笑う教授は本当に格好良い。Aの目に、教授はいつも輝いてい見える。
「はいどうぞ。」
「ありがとうございます、頂きます。」
いつも砂糖多めのカフェオレを作ってくださる。珈琲を手に教授と向かい合って座った。
「そういえばこの間、とても興味深いものを見つけてね、これなんだが…」
「わぁ、すごいです…!」
森教授は医学部の教授であり、Aは歴史学部。属する学部は違うが、こうしてよくお話する機会がある。今回のように歴史の話であったり、講義のことであったり、最近は互いの近況であったり。何気ない会話をすることもある。Aと教授の、特別な時間だ。
「…なるほど。先生の話はいつも勉強になります。」
「はは、ありがとう。榊くんの知識も負けてないと思うがね。」
何故医学部なのか疑問に思うほど、森教授は歴史に詳しい。レポート作成時もよく協力して下さる。
そんな教授を尊敬し、憧れていて、同時に1人の男性としても見ている。教授は1人の生徒としか見ていないだろうけど。
105人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あとり(プロフ) - さらささん» ありがとうございます;;ちょっぴり苦いお話にしちゃってすみません;私の確認不足でした… あああ本当ですか!嬉しいです……!!これからも精進して参ります! (2019年12月15日 19時) (レス) id: e8ffd9f451 (このIDを非表示/違反報告)
さらさ - すてきな話をありがとうございます 森さんも夢主ちゃんもお互いに想いあっているみたいだけど色んな思いが交差してもう一歩踏み出せない感じですね リアル感があってとてもいいです いやあ 作者様の文才がうらやましいです これからも無理のない様に頑張って下さい (2019年12月13日 15時) (レス) id: a0220cc930 (このIDを非表示/違反報告)
あとり(プロフ) - 白しらすさん» ありがとうございます!!とても嬉しいです…! (2019年10月26日 17時) (レス) id: e8ffd9f451 (このIDを非表示/違反報告)
白しらす(プロフ) - ( ゚∀゚):∵グハッ!!かわいい...かわいいぞここの森さん!!!!!好き!!!!!! (2019年10月25日 1時) (レス) id: 71d6bb7d16 (このIDを非表示/違反報告)
あとり(プロフ) - 凛さん» ああああありがとうございます;;上手くかけてるかとても心配だったので嬉しいです;;こちらこそリクエストありがとうございました! (2019年10月18日 21時) (レス) id: e8ffd9f451 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あとり | 作成日時:2019年6月16日 23時