【文スト】【江戸川乱歩】塩対応彼女。【文豪ストレイドッグス】

対応。３０ ページ34

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芥「そして、今宵は個奴を連れ戻す為に此処へ呼び出した」

『…乱歩も指名した理由は？』

芥「…簡単だ」


芥川がそう云うと、急に身体が重くなって膝を付く。


「う、わ…っ！？」

芥「お前が嫌でもコチラに来る為、人質になってもらう故に呼び出した」

『…！そう云う事』

中「悪ぃな。…其奴、ぺしゃんこにされたくなかったら云う事聞け」


何時しかの素敵帽子君だ。

彼が手を挙げるとまた身体が重くなる。

地面にめり込む感覚に襲われる。


「いっ…たい！待ってタンマ無理！」

『＿＿＿＿＿っ』

芥「待て、手を出したら本当に潰れるぞ」


Aが素敵帽子君に拳でも振るおうとしたのだろうか。

僕から見えるのは芥川がAの首に羅生門を当ててる所だ。


『行かないとダメなやつ？これ…』

芥「前々から云っていたと申している。…分かるな？それとも、行かずに名探偵殿が潰れるのを見るか？」

『…』

芥「お前の想い人だろう？」


ピクリと一瞬動揺している反応を見せたA。

然し、すぐに『ハッ』と鼻で笑った。


『何云ってんの？』























『違うわよ、何勘違いしてんの？』

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