検索窓
今日:10 hit、昨日:24 hit、合計:4,178 hit

25.メンバー集め ページ27

チビ花桐SIDE

皐「俺らが…不良?」

睡「自分は…いいよ」

私「いいの!?」

 すいちゃんは快く引き受けてくれたけど、さっちゃんはちょっと迷ってる。当たり前のことだ。久しぶりに話した内容が不良にならないかっていう質問だもの。すいちゃんの方がちょっと不思議だわ。

皐「俺らが不良グループに入るメリットは?」

私「さっちゃんにとってのメリットはない。…でも、不良をいっぺんに殲滅するにはグループでの喧嘩が必要なの。私と桔梗だけじゃ力不足。だから…」

皐「…わかった。昔、仇討ってもらった借りもあるし。…入ってあげるよ、花桐」

私「…!!ありがとう!二人とも!」

 これで4人…、グループの中心になる人は後2人欲しい。首領、副首領、補佐、幹部が3人。そして下の人たち。その人たちは何人でもいいけど、そんな沢山はいらない。5人の中の知り合いに誘える人がいたら誘うってだけ。

 そして中々良い人が見つからないまま時が過ぎていって、私たちは2年生になった。

 この時に…私は二人を見つけた。

紫「あれ、Aちゃん?」

私「…紫苑?」

紫「俺の顔忘れちゃった?」

私「忘れるわけない!年少から出てこれたんだ…、良かった…!」

 紫苑が年少から出てきた。そうだ…、この人を誘えば。

私「紫苑、私の不良グループに入らない?」

紫「Aちゃんグループ作ったの?」

私「うん、まだ全然人集まってないけど、私含め今4人集まってる。紫苑にも入ってもらえたら一気に戦力が上がるから」

紫「楽しそうだね。俺も入るよ」

 紫苑は楽しいことが好きだから、私の勧誘にも喜んで引き受けてくれた。これで…後1人になった。…誰か、いないかな。私と一緒に不良狩りしてくれる人。

紫「別に同中じゃなくてもいいんだろ?路地裏とか行けば見つかるんじゃない?」

私「そっか…、紫苑もついてきてくれる?」

紫「いいよ」

 紫苑は相変わらずだった、飄々としていて当たりのいい感じ。お兄ちゃんっぽい性格も昔のまま。ちょっと髪の毛短くなったかなぐらい。年少に入ったら髪切られるんだっけ。

?「…俺…帰りたいんだけどな」

 小さな男の子が絡まれてる。助けてあげないと!

?「…ねぇ、やめて?」

 男の子の方はやめてと言いながらも全然怯えている気配がない。もしかして…、絡まれ慣れてる?でもどちらにせよ、私はこの子を助けてあげないといけない。

私「小さい子イジメちゃ駄目ですよ、お兄さんたち。離してあげて」

26.羅賦良簾の誕生→←24.結成理由



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
設定タグ:東京リベンジャーズ , 東リベ , 夢主   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:suffron* | 作成日時:2022年9月19日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。