腹黒コンビは別々だけど相も変わらず

肌寒い季節がやってきます ページ27

相変わらずのハードな練習を繰り返されもう11月

皆の体力と技術は格段と上がっていく

｢えっと、タオル洗って……あ、あとドリンクも｣

今吉｢A〜｣

｢はぁい！！｣

今吉｢ちょっと聞きたいんやけど、このメンツなんか微妙やねんな。次のレギュラーちょい迷ってて｣

｢んー、私的には双方いい体格差で互いにいい所もあるんですが、やはり器用で臨機応変が出来る安村君がいいと思います。1年生ですが、どんどん育てていかなくてはいけないと思いますし、｣

今吉｢せやなぁ。ならそうするわ〜。にしてもマネージャーとしてエラい慣れてきたもんやなぁ｣

｢そうですか？全然ですよ｣

今吉｢周りもちゃんと見てて把握もしっかりしとるし｣

｢な、なんですか今吉先輩……急に褒めても何も出ませんよ！？｣

今吉｢いやぁ、ワシが卒業しても安心やなって思ってな｣

｢せ、先輩…！！！！｣

今吉｢まっ、まだまだ先やさかい、冬は勝たなあかんな｣

｢頑張りましょう!!｣

今吉｢あ、あと花宮の事もよろしゅうな｣

｢花宮君ですか？｣

今吉｢多分やけど、3年が抜けたらアイツは自分色の
チームに仕上げると思うねん｣

｢はぁ、まぁそれはあると思いますが｣

今吉｢最近は悪童って別名が付けられるくらいや｣

｢まぁ、あんだけラフプレーしてたら…それに後輩達まで巻き込んでますし｣

今吉｢まぁ、あんま派手にさせんよーにAがブレーキしたってな｣

｢分かりました……｣

冬休みが近いということは…→←怖い人程顔に出ないもの

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す