腹黒コンビは別々だけど相も変わらず

先輩〜花宮君が恐いでーす ページ2

花宮｢10問中7問も間違えてんじゃねーか！｣

｢えっ！3問も合ってたの!?やったぁ！！！｣

花宮｢……｣

｢は、花宮君…青筋ピキピキさせないでっ恐いです｣

今吉｢にしても、自分数学壊滅的過ぎるで…｣

｢計算ホントに苦手なんですよね……｣

花宮｢計算以前にお前公式自体覚えてねーだろ｣

｢連立方程式の公式長いし難しいんだもん……｣

花宮｢だもん…じゃねーよ！｣

今吉｢まぁたしかに連立は面倒よなぁ｣

花宮｢なら選ばせてやるよ｣

｢え？｣

花宮｢29〜39ページ連立以外全部完璧にするか連立と35〜39ページを完璧にするか｣

今吉｢2年の期末今回そんなに連立の点高いん？｣

花宮｢まぁ、あんだけ授業で復習させるって事は今回の主役は連立ですね。｣









結局私は連立を捨て、29〜39ページを完璧にする方を選んだ

あれからテスト三日前に迫り



花宮｢んー、まぁいいんじゃねぇか？｣

｢ほんとっ！？｣

花宮｢あぁ、だが、中間赤点だったんだろ、なら70は取らなきゃ後半しんどくなるぞ｣

｢そうなの？｣

花宮｢一応私立だしな。つかお前どうやって入学出来たんだよ……｣

｢んー文系の科目しかとらなかったんだけど、英語が確か20？くらいで国語と社会は90？だったような｣

花宮｢要するに2科目で受かったつーわけな｣

｢多分そうかも？｣

花宮｢これだから合計点での入学方法は考えさせられるわ｣

｢でも今日は結構正解してたし、、私頑張ったよ！｣

花宮｢仕方ねぇな。ならあと1回復習したら帰んぞ｣

｢うんっ！！！！｣









私と花宮君は家が近いということもあり最近は一緒に帰ることが多くなった

そして私達が寄り道する時は決まってあるお店に入る

店員｢いらっしゃいませ〜｣

花宮｢カカオ100%モンブランフラッペください｣

｢ストロベリーフラッペください！｣

そう、新しく出来たシュタバ〜だ








花宮｢よく、んな甘ったるいもん飲めるな｣

｢花宮君こそよくそんな苦いチョコとも呼べるかわからないもの飲めるね……多分あのお店でカカオ100％のチョコ使用してるの花宮君だけだよ｣

花宮｢あぁ？飲ますぞ｣

｢すみません。勘弁してください。私が悪かったです｣

花宮｢ふはっ、分かりゃ良いんだよ｣

そんなこんなとやらです→←2年生になって色々変わったなぁ

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