腹黒コンビと何故か仲良くなってしまった

今回のテストは凄ぶる自信あり！ ページ46

その日は22時まで徹底的に勉強を教えて貰った
まさにミッチリ詰め込まれた。
あとの土日はしっかり暗記しとけとの事


そしてテスト翌日

1限目は現文
2時間目は問題の英語だ

先生｢では、始め｣

一斉に書く音が響く教室

私が通っている学校は進学校のせいか問題数と1問の難易度が高く急いで記入しなくては時間がすぐ足りなくなる

(えっと、、、過去形だから……)

15分が経過したした頃、ギャルの相澤さんが手を挙げた

この沈黙の空間で挙手をする人というのは自然と目立ち自然とさり気なく皆見てしまうもので

ギャルの相澤さんが先生になにやらコソッと話終える

私は気にもとめず書いていた……が





先生｢柴田さん｣

｢!!は、はい｣

先生｢立ちなさい｣

｢えっ｣

先生｢早く｣

急にそんな事言われて困惑しながらも席を立つ。
みんな一斉に私を見る
先生は何故だか私の机を覗き込む

｢……｣

先生｢これはどういうことかしら｣

先生は机の中に貼られていたナニカを剥がし私に見せた

｢えっ、なんですか、、、これ｣

先生｢私が聞いてるのだけれど…？貴女これカンニングよね。もうテストは受けなくていいわ。指導室に行きなさい｣

｢えっ、先生!!誤解です！私じゃ…｣

その瞬間密かに笑みを浮かべている相澤さんが視界に入った

(ま、まさか……)

今まで嫌がらせが減っていたのは今のこの時までの…
なんて思った時には既に遅く先生はブツブツと
学校の名誉がとか恥とか呟いてる

先生｢何してるの早く行きなさい!!｣

｢違います！私そんな事…｣

先生｢皆の迷惑よ早く出ていって｣

皆の視線は刺さるように痛い






私は半泣きになりながら鞄の中に筆記用具を入れ席から離れようとした、が

花宮｢可笑しくないですか？｣

花宮君の発言により先生もクラスの皆も一斉にそちらへ向く

花宮｢そもそも、それ机の中に入っていたようですが机の中の上に貼られていましたよね｣

先生｢何？花宮君がやったの？｣

花宮｢いいえ？誰がやったか大方検討はついてますが、僕は席が後ろなので先生が剥がす所を見たから
可笑しいなって｣

先生｢どういうこと？｣

花宮｢え？分からないんですか？本当にカンニングをしようとしていたなら上に貼ってたら見えないし無意味でしょ？｣

その瞬間クラスの空気が変わったのが分かった

まさかカンニング疑惑とか……→←今吉先輩ナイス連携!!やっぱサトリ…

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