腹黒コンビと何故か仲良くなってしまった

1日空いた学校 ページ42

｢んっ……｣

起きるともう17時を指していた

｢んー！？？！待って、やばい！寝すぎた！｣

私は急いで洗濯と洗い物に取り掛かる







｢ふぅ、お腹空いたなぁ……あ、お粥あったけ、まだ何も食べてないし食べようかな｣

私は昨日の残り物とお粥をチンして食べる

｢ふぅーふぅー……あぢっ｣









｢あーなんか物足りない……ていうかもう一日終わっちゃうよ……はぁ｣

1日体がだるかったとはいえどゴロゴロ寝ていたことに多少の罪悪感

｢明日は学校行かなきゃ…｣

ピーンポン

目を閉じるとインターホンが鳴った

｢んっ、誰だろ……20時か…｣







｢はぁーーいどちら様？｣

花宮｢花宮｣

｢！！｣

｢え！花宮君どうしたの？！｣

ドアを開けると花宮君はなにやら袋を持っている

花宮｢ほらっ、お粥と残り物だけじゃ足りねーだろ｣

｢これっ……｣

袋の中には煮物が入ったタッパがある

｢わざわざありがとう…｣

花宮｢あとこれ、プリントな｣

｢お手間取らせました……｣

花宮｢全くだ。まぁ煮物はアレだ……ついでだ｣

｢花宮君！！！｣

花宮｢じゃーな。明日は来いよ。今日の分含め明日はミッチリだからな｣

｢うん！！ありがとう！！！｣









翌日

クラスはいつも通りだが、教室に入ると妙に視線を感じる

学校を休んだ次の日はこんな風に視線を集めてしまうから嫌なものだ

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