腹黒コンビと何故か仲良くなってしまった

育ち盛りなんだもん！！ ページ32

花宮｢ふーっ、さて何食うかなぁ。｣

｢あ、私…いっぱい食べるけどいい？｣

花宮｢まぁ別にいいけど｣

花宮(女子のいっぱい食うとかそんなだろどーせ)

花宮｢じゃあ俺はこのセットにするか。Aは？｣

｢私は…トリプルバーガーセットと…シェイクと
ナゲットとサラダとバーガー14個！｣

花宮｢…………はっ？｣









今吉｢おーー遅かったなぁ……って…｣

私が花宮君のトレイを持ち、花宮君が私のバーガー
14個のトレイとトリプルセットのトレイを持ってくれている

今吉｢いや、花宮ばり食うやん。｣

花宮｢俺じゃねーーーよ！！！！｣

｢あはは……｣

席に着くと私と花宮君と私はトレイを互いの席に置いた

今吉｢えっ？！えっ！！？｣

今吉先輩はとても困惑している

｢今吉先輩？｣

今吉｢いや、ごめんちょっとびっくりしてもーたわ｣

花宮(今吉の驚いた顔とか初めて見たな…)

今吉｢いや、ワシ大概の事には驚かんけど…いや自分そんな量どこに入るんw｣

｢えっと胃？｣

今吉｢……は、は花宮ァァァ｣

花宮｢俺に振るなよ!!ビックリしたのは俺もだつーの｣









｢はぁぁぁぁ美味しかったぁぁぁ♡花宮君!!ご馳走様!!｣

花宮｢……あぁ｣

今吉｢食うのはやっ!!つかほんまに完食しよった…｣

｢逆にお2人はそれで足りちゃうんですか？｣

｢今吉先輩はジュースとハンバーガー1つだし、花宮君はジュースだけだし…｣

今吉｢いや、一応妹が飯作ってるからなぁ｣

｢妹さん……!!?｣

花宮(妹が居てなんでこんな性格になるんだよ…)

今吉｢オトンが帰ってくるの遅いからなぁ｣

今吉｢ちなみに妹はワシと違ってええ子やで？花宮ぁ｣

花宮｢ｷﾞｸｯ｣

｢なるほど…あのこんな事聞くのも野暮ですが…｣

今吉｢あー、うち父子家庭やで｣

花宮｢へぇ〜｣

今吉｢花宮の家は？｣

花宮｢……｣

｢私の家は母子家庭なんですけど、あまり言っちゃ
ダメなんですけど実は海外に長期出張でして｣

今吉｢そうなん？なら家で一人なんや｣

｢そうですね…帰ってくる予定は2年後らしくて｣

今吉｢えっ！受験とかは？｣

｢一応毎月お金は振り込んでくれてるので!!なんとかなるかなぁって！それに一応義務教育なのであまり一人暮らしって周りに言えないんですよ〜｣

仕方ないからねぇ→←なんかのテレビで見たんだよシミ抜き

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