腹黒コンビと何故か仲良くなってしまった

初めて入るミーティングルーム ページ23

｢お邪魔します……｣

先生｢おう。来たかじゃあ早速ミーティングを始めるぞ｣

今私はキャプテンと顧問の先生とで、ミーティングルームとやらに入った訳だが

(この部屋いるのか…)

先生｢っということで今年は粒ぞろいだからな。柴田は明日の土曜日視察を頼む｣

｢え？あ、はい｣

先生｢お前はキャプテンなんだから、1年の指導しっかりしとけよ。花宮は特にあいつは筋が良いからな｣

先輩｢うっす｣

先生｢じゃあ解散｣









｢やっぱり花宮君は凄いなぁ…モテるし頭良いし
バスケも上手いとか｣

先輩｢おい、柴田〜｣

｢？はい｣

先輩｢明日の視察終わったら…さ｣

｢はい｣

花宮｢あっ、柴田さん!!今吉先輩が柴田さんを呼んできてって言ってたんだけどミーティング終わった？｣

｢えっ、あ、うん。でも｣

花宮｢なら行こうか｣

｢えっ？えっ？！｣

花宮君は先輩を置いて私の手を引いて体育館に戻る









｢今吉先輩｣

今吉｢ん？｣

｢花宮君が今吉が私を呼んでたよーって言ってたんですけど｣

今吉｢え？呼んでへんけど……花宮ぁ〜！！｣

｢ちょ、！！え？｣

花宮｢なんすか。今吉せ、ん、ぱ、い｣

今吉｢自分なぁ…あ、Aちゃんが｣

花宮｢あ〜あ〜、さっき今吉ｻﾝ言ってたじゃないですか。Aに昼休み言い忘れた事あるって｣

今吉｢いや、それ昼休みに花宮に言うたや〜ん｣

｢え？どういうことですか？｣

今吉｢あー、昼休みに、勉強教えた時ペン借りっぱなしやったから、Aちゃんと解散した後に花宮におうたから返しといてもらおうとしたらコイツ嫌やって駄々こねるさかい……｣

(あ、それで昼休みちょっと焦ってたんだ)

今吉｢せやかて、今別に呼んでへんのに〜w｣

花宮｢今"思い出したので｣

｢あ、先輩大丈夫ですよ！ペンはいつでも！｣

今吉｢すまんなぁ。後で返すわ〜｣

｢覚えてたら返してくださいね笑｣

すげーよ！東京ってこんな広いのな…迷子だよ→←なんで分かるんですかこわっ

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