腹黒コンビは学校バラバラになった2

どこの学校にも面倒見のいい先輩はいるものなのね！ ページ42

宮地｢はぁ、全く。そーいえば誠凛の次の相手海常だろ？｣

｢はい！今からドキドキして…心臓もぎ取られそうです｣

宮地｢けど、練習試合して勝ったんだろ？｣

｢そうですけど…公式戦では初めて戦うので…｣

宮地｢まぁ…だが良い試合になるのは間違いないだろ｣

｢そうですね！そういう面では楽しみなんですけど…それより宮地さん達こそ次の洛山じゃないですか｣

高尾｢正直不安でしかねーわw｣

宮地｢何言ってんだ高尾。そんなあまっちょろい考えで勝てる相手だと思ってんのか？あぁ？｣

高尾｢いやいや！誤解っすよ！ほらー、絶対王者の
洛山だし、けど、不安は不安でも負けてやる気なんてさらさら無いんで安心してくださいよ宮地せーんぱい!｣

宮地｢ったく。｣

｢秀徳は相変わらず良いチームですね！傍から見てても良いチームだなって心底思います｣

宮地｢とか言う割に誠凛もなかなかよく出来たチームだと思うぞ？１,２年だけで全国くるとかやべぇだろ｣

｢そう言われれば…そうですね！｣

宮地｢てか、そろそろ行かねーと…Aちゃんは？
誠凛の皆どこ行ったんだ？｣

｢え？あ……えっと…｣

緑間｢置いていかれていたのだよ｣

｢ｸﾞｻｯ｣

高尾｢ちょw真ちゃんwそんなデリカシー無いこと言ってやるなって！｣

宮地｢そういうとこだぞー緑間｣

緑間｢なっ…｣

宮地｢まぁ、とりあえず明日次第だな〜さっさと帰るか｣

｢そうですね！｣

高尾｢Aちゃんってどっち方向？｣

｢えっと誠凛高校方面です！｣

高尾｢あぁなら途中まで一緒じゃんw一緒に帰ろーぜ！｣

｢良いんですか!?｣

宮地｢俺は構わないが…てかナンパみてーなノリだな高尾｣

高尾｢ちょwそんなつもりじゃ…まぁ〜他校の人と話す機会なんて早々無いからな！どーせ方向同じだし
って意味だったんだけどなぁ｣

｢帰りましょ！！高尾君！！｣

高尾｢先輩は帰らないんすか？w｣

宮地｢帰るわ！お前らが遅いから俺だけ残って探してたんだよ!!!｣

｢流石宮地さん……先輩の鑑です！｣

宮地｢そ、そうか？｣

高尾(お、珍しく宮地サン照れてるw)

緑間(珍しく嬉しそうにしてる…)

宮地｢どーしたんだよ！2人してこっち見て｣

高尾｢いーや別に！さっ帰りましょw｣

宮地｢なんだよ全く｣

おは朝舐めてたわ……怖っ！→←恥ずかしがらなくても…どーせ有名人なのに！

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