腹黒コンビは学校バラバラになった2

先輩めっちゃ頭よかったんだ… ページ25

今吉｢ちゃうちゃうこの場合はこの文法や｣

｢な、なるほど……｣

2時間後〜

今吉｢あーここもちゃうで。Will comeやのうてcomesでええんや｣

｢……は、はい！｣

1時間後〜

今吉｢おーい、てか生きとるかぁ？｣

｢も、もう無理です。先輩｣

今吉｢あかんわ〜英語教えるんは下手っぽいわ｣

今吉｢次英文法やけど……ちょっと休むか？｣

｢お願いします……出来れば90分は休みたいです｣

今吉｢はぁ、相当やな｣

諏佐｢なぁ今吉｣

今吉｢ん？｣

諏佐｢良かったら代わるぞ？｣

今吉｢ええんか？諏佐も自分のあるやろ？｣

諏佐｢だいぶ進んだからな。それに今吉もそれなりにやっとかないと大変だろ｣

｢あっ……ごめんなさい先輩｣

今吉｢ええんやで？可愛い後輩の為やからな。せやけどまぁ確かにワシもそれなりに終わらせたいのは事実やし…諏佐がええなら代わってくれるか？｣

諏佐｢あぁ、分かった｣

今吉｢じゃあ10分後くらいに再開しよか｣

｢ありがとうございます諏佐さん！｣

諏佐｢あぁ構わない｣

諏佐｢それよか残りの休憩時間しっかり休んでおいた方がいいと思うぞ｣

｢そうですね……｣

私はぐでーんと机の上に伏せる

今吉｢いや、素直過ぎやw｣

諏佐｢そう言えば同じ中学なんだろ？今吉はどんな奴だったんだ？｣

今吉｢え、それワシの前で言わせる！？w｣

｢そうですね〜今と変わらず怖優しい先輩です｣

今吉｢んでちゃっかり言うんやな！てか怖優しいって何！？｣

諏佐｢基本コイツは変な冗談とか言わない限り良い奴なんだが｣

｢冗談……んー、冗談ってより悪ノリが過ぎる感じでした！｣

諏佐｢そうなのか？｣

｢はい！肝試しした時とかめちゃくちゃ脅かしてきたし…遅刻してバス乗り遅れた時も凄い怒ってるフリしたり……まぁあれは私が悪かったんですけど｣

今吉｢電話の時は怒ってたで？やっぱキャプテンやったし、顧問の前でもあったからなぁ｣

｢その節は……｣

諏佐｢今吉がキレた所か……そう言えば見た事ないな｣

｢そうなんですか？！｣

諏佐｢あぁ、青峰にも基本緩いし。遅刻しようが後輩を蹴ろうが今吉は今まで青峰にキレたことは1度もないな｣

｢こ、後輩を蹴る！？え、こわっ！｣

諏佐｢まぁ、今じゃもう青峰もしないだろうが…｣

今吉｢えーワシもたまにはキレるで？｣

｢えぇ！想像付かない…｣

めちゃくちゃ教え慣れてる…→←番外編に自動的になったじゃん…

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